モントリオールで活躍しているピアニスト、Eric Hardingの2006年ピアノトリオ作品。5月の新緑の中、柔らかな日差しの下で風に吹かれているかのような心地よさを感じるピアノ。

現在NYで頭角を表しているテナー奏者Russ Nolan のセカンド・アルバム。バックのトリオは、ノランをインスパイアし、鼓舞するのに最も相応しいと言える現代NY最強のリズム・セクションが用意されました。

コロラド州出身の女性ボーカリストBonnie Lowdermilkが1996年フレッド・ハーシュ・トリオと録音した掘り起こし盤。エスプリやウィットを感じさせるエレガントなボーカルは、最高級の洒落た空間を作り上げています。

これは、60年代BLUE NOTEに残された往年の新主流派のようなサウンド！イスラエル出身の若手テナーBenny Sharoniの初リーダー作。イスラエル＝NY路線のサウンドとは一線を画する正統派モダンジャズ。

ボストン周辺で活躍しているこの道40年に及ぶ、ベテラン・テナー奏者Arnie Krakowsky　の2004年掘り起こし盤。ズートやアル・コーンのスタイルを少しモダンししたようなスイングして良く歌う吹奏がなかなか良いです。知られざるテナー良盤としてお薦め！

ギリシャの自主制作ピアノトリオ作品。ユーロ・ピアノトリオ路線をベースに、アフリカやクラシック音楽の要素も取り入れた、地中海の土壌に根付いたピアニズムを展開。

17歳の若きボーカリスト、クロエ・ブリッソンのセカンド・アルバム。白人女性ボーカリストのレミネッセンスを受け継いだ、可憐でチアフル、キューティーなテイストを一杯ふりまきながら、歌詞の端々に大人っぽい表情を見せ、味わい深い歌唱がなかなか聴かせます。

ミシガン州で25年以上プロとしてピアノを弾きつづけているDavid Chownの5枚目となる作品。奇を衒わずメロディーを大切に、ストレートにスイングするスタイルはまさにピアノトリオの王道路線。