キプロス島出身で現在NYクイーンズ地区中心に活躍しているピアニストGlafkos Kontemeniotiのピアノトリオ作品。モーダルなナンバーのオリジナルに、「Seven Steps To Heaven」「Beautiful Love」「Well You Needn't」「A Child Is Born」など全11曲。

ファンキーなナンバーからストレートでモダンフレーヴァー 溢れる演奏で明るいトーンが印象的な管楽器奏者ヴァシリ ス・ゼノポーロス。ヴァン・モリソン、グラディス・ナイト との共演もあるギタリストのナイジェル・プライスが参加。 哀愁ある3あたりがベストトラック。

「AVJ002/Loud City」とは毛色が違いオーソドックスなスタ イルで臨んだクインテット。 トランペットは、スティーブ・フィッシュウィック！ ジミー・ジェフリー、サミー・ニスティコ、ニール・ヘフ ティの曲等、伝統に乗っ取った現代ジャズでリラックスした 演奏が楽しめる。

テナーサックスとピアノのデュオ。 グレート・アメリカン・ソング ブックとオリジナル・コンポジションを張りのあるトーンと 煌びやかなピアノの伴奏で伸び伸びと歌い上げる。

キプロス出身のテナー奏者。 バークリーで研鑽を積んでアリ・ローランドやクリス・バイヤーズのグループで演奏。 こ のアルバムは、長年の友人であるVafeasとの音楽的探究の結果であり、アメリカのサックス奏者で作曲家のクリス・バイヤーズとカリス・イオアヌによる曲が含まれています。

このレーベルで一番押しの作品。 デクスター・ゴードンにスポットライトを当て所縁の曲やオリジナル曲が溌剌とした演奏で楽しめる。 昔ながらの温かさと現代ジャズのダイナミズムに満ち溢れている。 そしてデクスターからインスピレーションを与えられ、その熱意や敬意が垣間見れる作品と言えるでしょう。

キプロス出身でNYに30年在住しているピアニスト、Glafkos Kontemeniotisがサックスのジョエル・フラームらと吹き込んだ最新作。 タイトルトラックの「Yugen」は、日本語の「幽玄」からきていて、「わび」、「さび」など日本固有の美学からそのコンセプトを得ている。 また彼の楽曲は絵画的で詩的であり、地中海の民族音楽からの影響を受けているためか、歌えるようなメロディアスな特色を持っています。 モダンコンテンポラリーでありながら、叙情的な側面も垣間見れる興味深い現代NYジャズ作品です。