現代を代表するトランペッター、ジェレミー・ペルトの最新作。 ドラムレス・トリオ編成で、自身が尊敬しているベテラン・アーティスト、 ジョージ・ケーブルズ(p)、売れっ子ベーシストのピーター・ワシントンをバックにしたアコースティック作品。タイトル通り3人の「親密さ」が印象的なアルバムである。 収録曲はペルトのオリジナルが2曲、スタンダード曲等を含む全9曲。 全編ゆったりとかみしめるように演奏したオーソ ドックスでウォームな美しいバラード集である。

1934年生まれ、サウスカロライナ出身のベテラン・テナーサックス奏者、ヒューストン・パーソンの最新録音。パーソンのプレイはソウルフルでメロー、しっとりとした独特な節回しが持ち味である。ジャズの名曲を丁寧に歌い上げます。 収録曲はおなじみのスタンダード曲が中心の全10曲。まさに円熟したベテランの味である。

ハモンドB-3オルガンの第一人者、マイク・ルドーンの新作はなんとピアノ・トリオ作品。クリスチャン・マクブライド(b)、とルイス・ナッシュ(ds) の超重量級のリズム・セクションが参加! 久々に再会した旧友が楽しく録音した様子が目に浮かぶ。録音はルディ・ヴァン・ゲルダースタジオ。メインストリーム愛好のジャズファンは見逃せない王道のピアノ・トリオ作品。

デヴィッド・キコスキーのHighNote レーベルからのデビュー作。 人気テナー奏者、エリック・アレキサンダー他、重量級のリズム・セクションを従えたワンホーン注目作！全編がストレートアヘッドの王道、直球ジャズ、全ジャズファンにお勧めしたい作品である。 録音スタジオはニュージャージ、イングルウッド・クリフスのルディ・ヴァン・ゲルダースタジオ。

人気ピアニスト、ジョージ・ケイブルズが長年活動を共にしているエシェット・エシェット(b)、ビクター・ルイス(ds) のベテランサイドメンと繰り広げる極上のピアノトリオアルバム。スタンダーズにショーター、モンク、ハバード、ジャコらのジャズメンオリジナルを複雑なアレンジではなく、シンプルでストレートに楽曲の持ち味が伝わってくる。 まさに第一級のピアノ演奏である。

1947年生まれ、ベテランテナー奏者、ジェリー･バーガンジの2015年録音作品。フィル・グレナディアのトランペットとの二管フロントにリズムセクションを加えたクインテット編成。

70歳を超えて精力的なクリエイションを送り出すトム・ハレルの最新作品。コンポジションのみならず、アレンジもきっちりと組んだ音楽は、トム・ハレルの“美学”の結晶。現代屈指のサックス、マーク・ターナー チック･コリア“ヴィジル"のチャールズ･アルトゥーラ・・・ 精緻なアンサンブル・アレンジと各人のソロが拮抗する唯一無二の演奏！

ベテラン・アルト奏者、ジム・スナイデロの最新作、ジェレミー・ペルト(tp)、オリン・エバンス(p, elp) 等が参加したストレート・アヘッド作品。ジム・スナイデロのアルトは決して派手さはないもののオーソドックスで堅実なプレイが持ち味である。収録曲は全8曲、6曲がジム・スナイデロのオリジナルだが、スタンダードの2曲では想いを込めた哀愁漂う見事なバラードプレイを聴くことができる。

ジェレミー・ペルト(tp)、ウェイン・エスコフィリー(ts)、ジェームズ・バートン3世(tb)、ザビエル・デイビス(p)、ヴィンセント・アーチャー(b)、ジョナサン・ブレイク(ds)という現代ジャズ界を代表するミュージシャンが結成したアフリカン･アメリカンのルーツを誇りとするグループ “Black Art Jazz Collective”の最新作。 3管フロントによる正統的な超重量ハードバップ作品！

今やベテランの域に入ってきたアルト･サックス奏者ジム･スナイデロのSavant 第8弾は、キャノンボール･アダレイ･トリビュート！今作はキャノンボールとナット･アダレイのコンビを彷彿とさせるクインテット編成。 楽曲はスナイデロとペルトのオリジナルが1曲ずつの他は、全てキャノンボール所縁の曲で構成されている。スナイデロのソロからは、キャノンボールへの最高の賛辞が伺える。

現代を代表するトランペッター、ジェレミー・ペルト、2017年9月のライヴ録音。ライヴが行われたのはパリのジャズ・ファンが集まる重要拠点Sunside。この日も多くの観客が詰めかけたとのことですが、その期待にこたえるように熱い演奏を展開。 オープニングに据えられた“Make Noise!”を聴けば、この日の演奏がどれだけ熱がこもったものであったかということが一聴瞭然。

故ミルト・ジャクソン、故ボビー・ハッチャーソンに続く黒人正統派モダン・ジャズ・ヴィブラフォン奏者スティーヴ・ネルソン久々となるリーダー作。前作に参加していた名手、故マルグリュー・ミラーに代わって、素晴らしい才能のピアニスト、ダニー・グリセットが加入し勝るとも劣らぬプレイを展開。勿論、スティーブ・ネルソンのヴィブラフォンも聴きものです！

1931年生まれ、今年6月に“85歳”となった、大巨匠ギタリスト、ケニー･バレルの最新ライヴ作品！ウエスト･コーストの素晴らしいジャズ･アーティスト、そして、スタジオ･ミュージシャンによって構成されたビッグ･バンド、ロス･アンジェルス･ジャズ･オーケストラ･アンリミテッドと共演したライヴを収録した作品。

王道ハードバップ！エリック･アレキサンダーが再び全曲カルテットで新作リリース。ブルージーなアコースティック･ピアノ, ヒップなフェンダーローズ双方を操るハロルド･メイバーンの名人芸も聴きものです！ベースに、ボブ･クランショウを迎えていることも注目です。

今のジャズ･シーンにおいて、中堅層で未来を見据える面々による、オール･スター･バンド。ジェレミー･ペルト、ダニー･グリセット、ビル･スチュアート参加！層の厚いアメリカ/ ニューヨークのジャズ･シーンにあって、着実な歩みを見せるアーティストたちのクインテット演奏です。

超ベテラン、ベニー・ゴルソンの最新作品！M･ルドーン、B･ウィリアムス、C･アレンという申し分ないピアノ･トリオをバックにしたワン･ホーン作品。今時のジャズが失ってしまった風格が漂うものであり、50 年代〜60年代のハード･バップの良さを感じさせてくれます。

ジェレミー･ペルト, 原点回帰のアコースティック･ジャズ！憧れのロン･カーターを迎えてのカルテット作品です。ブルージーな演奏もモードな演奏もキメてくれている世代越えて、ジャズの粋を伝える一作。

1931年7月生まれ。今や85歳。約2年振りとなるケニー･バレルの最新ライブ作品。ジャズ黄金期に数々の巨人と共演し、今や文字通りリヴィング･レジェンドとなったケニー･バレルの様々なスタイルを聴くことができる一作！

80歳を越えた超ベテランテナー･サックス奏者、ヒューストン･パーソンの味わい深い歌心が溢れる一作。リズム･セクションはグループおなじみの鉄壁レイ･ドラモンドとルイス･ナッシュ。ジャズの歴史を歩いてきたベテランならでは。数々のスタンダードがロマンいっぱいに響きます。

エリック･アレキサンダーの2015年4月録音、絶好調な最新作。巨匠ハロルド･メイバーンにパット･マルティーノ参加！二言の必要ない、ストレート･アヘッドな直球ハード･バップ。揺るぎない充実の演奏を繰り広げています。