米国ウィスコンシン州マディソン生まれのピアニスト、マーラ・ローゼンブルームのピアノトリオ新作。豊かなハーモニー感覚を持ったスケールの大きなマーラの曲作りとピアノ、アナイスのエスニックなテイストのヴォーカルとスルド、縦横無尽なパッセージとビートを提供するラサーン・カーターのベース・・・3者がインスパイアしあい、閃きと煌めきに富んだインターアクションを展開したスリリングなピアノトリオ作品です。

トロンボーンのザック・リッチ、アルトサックスのマッテオ・サバティーニ、テナーサックスのジョーイ・ルクラークの3人が核となり、フロントを務めたセプテットによるデビュー作品。レコーディングするプロジェクトとして結成されたこのセプテットは、数々の受賞歴のあるザックとマッテオのコンポジションを収録。 斬新な作曲、アレンジとプレイ・・・新世代ジャズミューシャンの新たな胎動を感じさせる注目作。

ベースJames Robbins、ドラムスJuan Chiavassa、ピアノとキーボードCarlos Homsからなるピアノトリオ・グループThe Theory Conspiracyのデビュー作品。 偉大なモダンジャズのピアノトリオ様式に敬意を払いながら、現代ジャズ・ピアノトリオの新たなスキームを取り入れ、ジャズにヒップホップ、ロックなど様々な音楽要素をミクスチャーし、オリジナリティー溢れたサウンドをアウトプットしたコンテンポラリージャズ・ピアノトリオ作品です！

現代ジャズシーンにおいてトップランクに位置づけられているドラマー、アリ・ホーニッグが2017年新たに結成したピアノトリオによる新作。 イスラエル出身、現在NYで活動する注目のピアニスト、ニタイ・ハーシュコヴィッツ参加！トリオ3人がインスパイアしあい化学反応を起こし、また三位一体のインタープレイも展開した緩急自在、スポンティニアスなピアノトリオ作品。

いまやスペイン・ジャズの枠を超えて、ヨーロッパ・ジャズを代表する歌姫に数えられているカルメ・カネラの新作は、名ピアニストのジョアン・モネとのデュオ作品。 スタンダードナンバーを中心に、マル・ウォルドロンの名曲「レフト・アローン」やモンクの「アグリー・ビューティー」などを取り上げており、モネの美しいピアノをバックに、繊細で心に響く歌声を楽しめる好盤となっています。

カリフォルニア出身の逸材ピアニスト、リチャード・シアーズのフレッシュ・サウンド・ニュー・タレント第2弾! ハーモニーや曲作りの面で個性を発揮した楽曲やオーソドックスな中に光る新しさを打ち出したリリカルなサウンドは、新鮮な息吹を感じさせます。 曲によってテナーサックスのデイナ・ステファンズやサム・ゲンデルが参加。

2015年に来日したこともあるフランスの俊英ドラマー、トーマ・ドゥロール率いる注目のギタートリオ作品。フランスで今最も注目されているギタリストSimon Martineau をフィーチャーした作品が本作。 このトリオですでにフランス、ベルギー、ルクセンブルグ、オランダを敢行、その勢いで録音したもので、オリジナリティー溢れたモダンクリエイティブなサウンドが展開されている。

ビニー･スペラッツァ(ds)、ジェイコブ･サックス(p)、マサ・カマグチ(b)という実力派ミュージシャン3人によるベニー・ゴルソン作品集。ジャズファンなら誰もが口ずさめる有名曲は勿論、少しマニアックなナンバーも織り交ぜて、ゴルソンの最大限のリスペクトを放ちつつ、現代感覚を感じさせるサウンドに仕上げています。 ピアノトリオ・ファンは是非耳にしていただきたい1枚！

ハンガリー出身の新鋭ピアニスト、マティアス・ガイヤーのデビューアルバム。7は、マルグリュー・ミラー、9はバド・パウエルにトリビュートした彼のオリジナル。 その他は、スタンダードやジャズメンオリジナル中心の選曲で、彼のリリカルで正統派モダンジャズ・スタイルが繰り広げられた王道ピアノトリオ作品です。

NYのトップドラマー、アリ・ホーニッグが地元NYの”スモールズ”などで繰り広げているスタンダード・セッションをスタジオで再現した作品。 ギラッド・へクセンルマンのギター、ティヴォン・ペンニコットのテナーサックス、オーランド・ル・フレミングのベースに、曲によりティグラン・ハマシヤン、シャイ・マエストロ、エデン・ラディンの現代ジャズを体現する注目のピアニスト3人をフィーチャー。 現代ジャズフォロワーは要チェックの1枚です。

昨年、タッド・ダメロン作品集をリリースした人気トリオが、今度はリー・モーガンゆかりの曲を集めた作品をリリース！モーガンの楽曲をピアノ・トリオで演奏するという企画は前代未聞に違いありませんが、3人は巧みなコンビネーションによって、これらのナンバーに新たな息吹を注いでいます。

ジョー・マグナレリとペリコ・サンベアートが組んだ力作！内容は掛け値なしのハード・バップ。グルーヴィーなリズムに乗って、息の合ったアンサンブルと熱いアドリブをたっぷり聴かせてくれます。近年、めっきり聴く機会が少なくなった、50〜60年代のブルーノートやプレスティッジの作品を継承。

スペイン・ジャズ・ピアノの逸材、ルイスミ・セグラド（1986年サラマンカ生まれ）の真髄がCDに刻み込みました。ビル・エヴァンスに通じる美しいハーモニー感覚の持ち主であり、メロディアスなアドリブも抜群。「Suite Enrerrareza」は故テテ・モントリューの「カタラン組曲」に通じる、これぞスペイン・ジャズというべき情熱的な楽曲です。

フランスが生んだ“温故知新系”のモダン・ジャズ・ピアニスト、ヴァンサン・ブルジェクスのピアノトリオ新作。現在のジャズ界ではあまり顧みられていないナンバーを、安定したタッチで届けるのも彼の大きな魅力！黄金時代のジャズが、見事に継承されています。

マーラ・ローゼンブルームのこのアルバムはショーン・コンリー、チャド・テイラーとのトリオによる吹き込み。どこかマリア・シュナイダー・オーケストラの小編成版といった印象も与えてくれます。スケールの大きな作曲、豊かなハーモニー感覚に魅了されることは間違いないでしょう。

YouTubeで話題を呼んでいるピアノ・トリオ、トライアングルのデビュー・アルバムが遂に登場。クラシックやラテンをベースにしたドラマティックなサウンド作りは、このCDを通じて多くのリスナーの心をつかむことでしょう。バルセロナからやってきた、新しいピアノ・トリオ・ジャズのムーブメントです。

ピアニスト、作曲家として目覚ましい注目を集めるMegumi Yonezawa（米澤恵実）の初リーダー作。ジョン・エイベア、エリック・マクファーソンという中堅ミュージシャンを迎え、鮮烈なピアノ・タッチ、豊かな楽想を持ったコンポジションをたっぷり味わわせてくれます。ジャケットの美しい色彩通りの、カラフルなアコースティック・ジャズを味わうことができます。

ドラムスのヴィニー・スペラッツァを中心とするトリオによる、タッドへのトリビュート作品。テーマ・メロディのロマンティックな響きを生かしつつも、現代感覚を感じさせるサウンドに仕上げています。

シェイマス・ブレイク、ジョン・エリス、アーロン・ゴールドバーグ等、今のNYジャズ・シーンのキーパーソンが参加！しかしサウンドをまとめているのは、主役のKlemens Marktelのドラムスであることはいうまでもありません。

1984年生まれ、ヨーロッパ・ジャズの彗星注目を集めるベーシストがヨアヒム・ゴヴァンのデビュー作品。リカルド・デル・フラに師事。このアルバムではベース・プレイはもちろん、作曲にも大きな才能を発揮。今後、彼がスターの座に飛び出すのは間違いないと言っていいでしょう。