スペインの隠れた逸材だった、INAKI SANDOVAL の2006年ピアノトリオ作品で、エヴァンスライクな叙情的表現とヨーロピアンなロマネスク描写が見事にブレンドした筆致は特筆もの。

ピーター・ビーツの魅力が最大限に発揮されたオランダの音楽の殿堂「アムステルダム・コンセルトヘボウ」での2005年ライブ盤Vol.2です。

通称「鯨」、Vit Svec/Keporkak でピアノを弾いていたのが、Matej Benko。そのあまりにも美しいタッチ、ラテンフレーヴァー香るヨーロッパのエレガンスを感じさせる叙情感溢れるピアニズムは、ピアノ・トリオ・マニアを唸らせる存在になりました。

まさに、ハードバップど真ん中、ナイロビトリオ改め、DONAVAN-MURADIAN QUINTETが送る会心の2006年ライブ作品。

Patrick Tompert TrioのSatin Dollレーベル第3作目。選曲もオリジナルと有名スタンダードが半々くらいで、このトリオの信条とする「楽しくスイングする」スタイルの良いところがフルに発揮されています。

淡い叙情性がなんとも愛おしいChad Lawsonの「オズの魔法使い」作品集。端整でしっかりとしたテクニックに裏打ちされた彼のピアノからは、甘酸っぱい青春の光と影みたいな心情がソローナンバーでは滲み出てくる。

1970年、ベルギー生まれで、イタリアの血を引くMichel Bisceglia。端整込めた一音一音が、点々と絵具のように滲み、心地よい温もりと、独特の揺らぎを放つ2003年作品です。

ポーランドの中堅ピアニスト、ヴォイチェフ・ニェヂェラ･トリオの故郷でのライブアルバム。注目作です！

Velut lunaという珍しいレーベルからリリースされた歌心抜群のイタリアン・ピアノ・トリオ。

通称「鯨」の現代ピアノトリオ名盤。ピアニスト、Matej Benkoの作曲、煌びやかでリリカルな美しいタッチは賞賛されます。青い海で戯れる鯨のように、まさに優雅で壮大な音世界がトリオのメンバー、3人によって描かれています。

根強いファンがついているクラウス・ワーゲンライター、トリオ・コンセプツの3作目。

スウェーデンの俊英ピアニスト、Jacob Karlzonの2001年作。簡潔にして奇を衒わないインプロビゼーションとラーシュ・ヤンソン等北欧のピニストに象徴される新感覚のサウンドメイキングの対比が、相乗効果を生んでおり印象深い作品になっています。

サイ・ゴーズの2000年作品。スインギーで力の漲ったキーワーク、ラテン的捻りとファンキーなのりが上手いバランスで拮抗している快作です。

チェコのベテランドラマーJOSEF VEJVODA（1967年のチェコジャズコンペティションの優勝者）が1998年に結成した快適ピアノトリオ作品。

ハン･ベニンクのスネアドラムが聴き物、通称「バス」で御馴染みの現代ピアノトリオ限定入荷です。