実力派仏ピアノトリオによる第5作目がいよいよリリース！フランスで活躍中のスウェーデン系ピアニスト、ステファン・オリン・・・ECM の作品を思わせる深い叙情性とジャズらしいダイナミズムを併せ持ったピアノトリオの真骨頂。

フランスで活躍中のスウェーデン系ピアニスト、ステファン・オリンズの Circum-Disc 通算4作目。静と動のバランスがとれたメリハリのあるクールなサウンドが秀逸！揺るぎないオリジナリティを確立してきたトリオの三位一体のプレイを楽しめます。

いかにもフランスらしい、アヴァンで尖鋭的なテイストを感じさせるコンテンポラリー・ジャズ・ユニット、”Flu(O)”の新作。ピアノは、当レーベルのピアノトリオ作品でお馴染みの、ステファン・オリンが参加。

目まぐるしい展開でアグレッシブにエネルギッシュに訴えかける緊張感溢れるパフォーマンスでありながら、即興的な要素に傾きすぎず、角の取れたマイルドなプレイも程好く散らせる辛口ピアノトリオの本領を遺憾なく発揮。

2006年に録音されたStefan Orinsのトリオ最新作はより緊密性と自由度が高まり、好録音と相俟って、ハイブロウでスノビッシュでありながら、ダイナミックスと乾いた叙情性をも感じさせるハイテンション高感度ピアノトリオ作品になったと思う。