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ORIGIN RECORDS ORIGIN82802
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カリフォルニア州バークレーを拠点に活動しているベテラン・ドラマー、テッド・ムーアが、1970年代にイーストマン・スクール・オブ・ミュージックで出会って以来、長年の音楽パートナーであるフィル・マーコウィッツを迎えて録音したピアノトリオ作品。
ムーアのスムースでメリハリのドラミングもいいが、彼の作曲のセンスが特筆できる作品と言えましょう。
リオに住んでいる間に書かれたM6"Amorzinha "や、マドリッドの特別な博物館を訪れた後に書いたM2"El Prado"、チック・コリアに捧げた「ワルツ・フォー・チック」、マイルス・デイビスとトニー・ウィリアムズに捧げた「ビヨンド・サイレンス」、アーロン・コプランドの「アパラチアン・スプリング」をアレンジした 「シンプルギフト」など良曲揃い。
それらの魅力的なナンバーを、レア本やチェット・ベイカーとの共演でもお馴染みの名ピアニスト、フィル・マーコウィッツが繊細で抒情的なピアニズムを発揮しており、実に聴きごたえのあるピアノトリオ作品に仕上げています。
聴いた後、深い余韻が残る良質な赤ワインを飲んだ後の気分が味わえる一枚です！

Ted Moore (ds,per)
Phil Markowitz (p, fender rhodes)
Kai Eckhardt (elb)

1. The Natural Order of Things
2. El Prado
3. Waltz for Chick
4. Beyond Silence
5. What's the Meaning of This
6. Amorzinha
7. Simple Gifts
8. Theme and Variation in Db
2019年作品
試聴もここで可能です！
Ted Moore Trioの試聴

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