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DAYBREAK DBCHR75248
白と黒で」シリーズはもっと聴かれるべきなのに埋もれたオランダのピアニスト（若手からベテランまで）にスポットライトを当てるシリーズです。
その10回目が本盤で、主役は若手のマルク・ファン・ローン。
トリオ演奏中心。
オランダのトップ・トランペッターであるエリック・フロイマンスが4曲で客演し華を添えていますが、トリオだけでも高水準。
マルクは純正耽美派ピアニストです。
モリコーネ作の「シネマ・パラダイス」がしっとりとした艶のある美フレーズで解釈されるのを聴けば、ユーロ耽美ピアノファンにはパラダイス。
オリジナルもなかなか抒情的な美旋律曲揃い。
快速ビバップ調プレイのイメージがしみついている「チェロキー」がこんな幻想的バラードに生まれ変わるなんて！　拍手！
Marc Van Roon(p)
Tony Overwater(b)
Wim Kegel(ds)
Eric Vloimans(tp on 2,4,6,8)

1.The Art Of Happiness(T.Overwater)
2.Blanc Lives(M.V.Roon)
3.Cinema Paradiso(E.Morricone)
4.Radio-A-Haman(M.V.Roon)
5.Cherokee(R.Noble)
6.K & J(T.Overwater)
7.Return Of The King(T.Overwater)
8.Meeting Sylvia At Gate D7(M.V.Roon) 9.Everything I Love(C.Porter)
10.Lady Madonna(J.Lennon/P.McCartney)
11.Happy Days Are Again(J.Yellen/M.Ager)
2005年9月13−15日録音　Amsterdam

試聴もここで可能です。
TED ROSENTHAL の試聴
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