販売価格 2,350円(内税) 購入数

Imogena Records IGCD136
これは久々！のワン･ホーンの快心作！です。
このジャケはちょっとないんじゃないの！！って感じもしますが、いいんです。
往年の古き良きジャズの香りを漂わせるフレージング、そして、バラードで聴かせる味わいのまろやかさには、思わず、ニヤリ。
一曲目、リフあとにくるこのスウィング感！この小気味いいシンバルの刻むリズムは心を浮き立たせるリズムであり、そこに歌心満点なテナーがフレーズを紡ぐ心地よさは、なんとも言えません。
最初はテナーの線が細いかな？などとも思いましたが、バラードを聴いてそれが誤解であることを認識。
アップ･テンポの曲はハリのあるトーンで、スローの曲は、温かな音色で、という感じでしょうか・・・。
実際3曲目辺りの低音の音色を聴くと、腰が据わったどっしり感があり、4曲目などを聴くとメロディにより、音色も使い分けている(意識的にしろ、無意識的にしろ)ご様子も伺えたりします。
中ジャケを見ると、ソニー･ロリンズ、デクスター･ゴードン、コールマン･ホーキンスの名前が･･･あって、なるほど！ピアノを入れず、自由に拭き紡いでいくところはロリンズの如し(4曲目 のテナー〜ベース〜ドラムになるソロ、良いです。陽気さ漂う5曲目はサキコロの雰囲気？)、バリバリ吹くところはデクスターの如し、温かさ漂う曲はホーキンスの如く･･･。
伝統を踏襲した音となっています。

Fredrik Lindborg(ts)
Gustav Lundgren(g)
Kenji Rabson(b)
Moussa Fadera(ds)

1. Struttin’ in the wild
2. Hoover
3. Needle Valse
4. Coming Back
5. Miss Rumba Queen
6. The General
7. Left behind
8. Two of a kind
9. The Brothel
10. Blues Business
11. Deep Down
12. Waltzin’ four
13. For Samuel
2006年作品
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