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IGLOO IGL190
2000年の名作「L'esprit du Val」の世界再び・・・
Manuel Hermiaのモーダル、ファナティック、アドレナリン充満の燃え上がるサックスブローは健在。
スティーブ・グロスマンが90年代以降ロリンズ路線の演奏にスタイル変更した今、直情激情型男気溢れるスタイルの演奏は、Manuel Hermiaに託したい。
グロスマンほど直感的イケイケドンドンではなくて、知的にコントロールされている部分もあり、そのあたりのブレーキとアクセルの踏み込み具合に実に感心する。
前作からリズムセクションは、ベース、ドラムスが変わっていますが、Eric Vermeulenのマッコイ魂満載のモーダルプレイは、本作でも切れ味鋭いところをみせており、トリオ3人んでHermiaをインスパイアしています。
スローナンバーにおけるはほの暗いやや瞑想的とも思える感情表現も素晴らしく、アップテンポ曲との対比もグッドです。
「L'esprit du Val」ではショーターの「Juju」コルトレーンでお馴染み「Afro Blue」を演っていましたが、当作でも5曲目で、マッコイの「Contemplation」を演奏してくれています。
元気が出るモーダル・ジャズ、サックス・ワン・ホーン・カルテットとしてお薦めいたします。

Manuel Hermia(as,ss.fl)
Erik Vermeulen(p)
Lieven Venken(ds)
Sam Gertsmans(b)

1 I'm just me
2 Internal Sigh
3 Rajazz #1
4 Indian Suite
5 Contemplation
6 Awakening
7 Always Smiling
8 Little Sonate for El Mundo
9 Wiyo
10 Adoo
11 Hommage
12 Polyne
2006年5月録音
1:1セール対象商品
2650円→実質2450円
1:1セールの詳しいご説明

7/20入荷、在庫有

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