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注目デュオ作 Enrico Pieranunzi - Federico Casagrande / Double Circle

販売価格 2,250円(内税)
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CAM JAZZ CAMJ7885
イタリアが誇るジャズ・ピアノの詩人、エンリコ・ピエラヌンツィの最新作は、新進の注目ギタリスト、フェデリコ・カサグランデとのデュオ作品。
カサグランデは、ギラッド・ヘクセルマンを送り出した“ギブソン・モントルー・ジャズ・ギター・コンペティション”の2007年優勝者。
エンリコとは、世代もキャリアも大きな違いがありますが、イタリアの名門CAM JAZZ が送り出す作品に狂いは
ありません。
アコースティック・ギターの柔らかな優しい音色と、シンプルな単音メロディにも関わらずなんとも言えない優雅さを薫らせるエンリコのピアノが重なるオープニング。
そのイントロだけでも多くのファンの方が納得されることと思いますが、詩情豊かにエンリコが奏でるハーモニーに柔らかな風合いで慈しむようなソロのメロディを奏でるカサグランデ、またこれぞ、エンリコ節!というピア
ノ・ソロでのカサグランデのバッキングも、二人の息はぴったり。
その音楽世界、正にイタリア人ならでは、といえます。
全11曲は、エンリコ自身の楽曲が5曲、カサグランデの楽曲が3曲、そして、二人のインプロを全面に押し出した2 曲とブラジルのカヴァー一曲。
カサグランデの楽曲は陰影が深くミステリアス。
どこかで見たような既視感- デジャヴュと、どこでもない架空のものが交錯するような世界は、エンリコのものとは、異なっているように見えますが、その不思議な世界でのエンリコも聴きものといえましょう。
M3.10 の即興劇を聴けば、二人の演奏の絡みも狂いなく正確なもの。
出会って間もないコンビながら、お互いのリスペクトもたっぷりで、異なった楽曲世界も物語のように一つの世界観で繋がりを見せます。
ラストは、エンリコが心を尽くしたチャーリー・ヘイデンへのトリビュート曲!
80年代にチェット・ベイカーをフィーチャーした作品で共演して以来、生涯を通じてリスペクトし続けたエンリコの切ない心持ちは、メロディに溢れ出るノスタルジーが滲み、一音一音を端正に奏でる演奏に感謝が滲み、筆舌に尽くしがたい感動を呼びます。
そして、これ以上なく美しいエンディングは、大きな余韻も残し、作品は幕を下ろします。
二人の繊細な演奏を録音するエンジニアはステファノ・アメリオ。ウディネのアルテスオーノでの録音です。
(新譜インフォより)

Enrico Pieranunzi (p)
Federico Casagrande (g)

1. Anne Blomster Sang (E. Pieranunzi)
2. Periph (E. Pieranunzi)
3. Sector 1 (E. Pieranunzi - F. Casagrande)
4. Clear (F. Casagrande)
5. Dangerous Paths (F. Casagrande)
6. Within The House Of Night (E. Pieranunzi)
7. No-nonsense (E. Pieranunzi)
8. Beija Flor (N. Silva - A. Tomás Jr - N. Cavaquinho)
9. Disclosure (F. Casagrande)
10. Sector 2 (E. Pieranunzi - F. Casagrande)
11. Charlie Haden (E. Pieranunzi)
2015年作品

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