ダド・モローニが2002年に「Super Star Triok」というグループ名で録音したピアノトリオ作品。アコースティックとエレクトリックが丁度半々の構成なのですが、不思議と違和感なく調和がとれた構成になっています。

ミケーレ・フランツィーニの5枚目のリーダー作。ゴツゴツとした骨太な岩のようなピアノを弾くかと思うと、ほのかな抒情と耽美が香る美フレーズを盛り込んだりして、予定調和でない、一筋縄でいかないピアニストです。

凛とした風情とイタリアらしく歌とメロディを大切に表現する匙加減が実にバランスのよいピアノトリオ。ちょっとEGEAのジャズ寄りの作品あたりを思い浮かべてもらえば分っていただけるか・・・

アレッサンドロ・ジアチェロを中心とする話題のピアノ・トリオ。ダイナミックな構成力の中に、深い色彩感とデリカシーを巧みに織り交ぜ、話術のうまさを堪能できます。

アレッサンドロ・ジアチェロ率いるT.R.E.の2006年最新トリオ作品。より緊密でダイナミクスに富んだトリオプレイが聴けます。

マーシャル・ソラール賞やフリードリッヒ・グルダ賞を受賞したミケル・ディ・トロ（1974年イタリア生まれ）のすこぶる新鮮なピアノ・トリオ。早くも名盤の風格を感じさせます。

21世紀に入って再び活発な活動を繰り広げているドン・フリードマンの若手ピアニストに負けない溌剌とした若々しいピアノが聴ける1997年イタリアでのピアノトリオ作品。

1961年生まれ、イタリアのピアニスト、マリオ・ゾラのデビュー作品。そこはかとない抒情派タッチから生まれる牧歌的な雰囲気のある作品に仕上がりました。

同レーベルからの前作「Songs」でもクリスタルガラスが放つ眩い光を思わせる透明感あるタッチと流麗なフレージングで魅了してくれたMario Zaraの新作です。Privat tales Trioとして既に活動を昨年から開始しているニュートリオ。

レア本掲載のファブリッツィオ・ボッソ参加でも有名な人気作品。内容が良いのは勿論です。

代イタリアテナー、三羽烏と名づけているうちの1人、MAX IONATAの2003年ワンホーンアルバム

ダド・モローニの陽性の華麗な鍵盤捌きに釣られてか、ここでは最近のリーダー作ではやや内省的な表現が目に付いたトム・ハレルが、非常に開放的で外側に向って奔放なアドリブを繰り広げています。お互いの音楽性が良いように作用したデュオの成功例の1枚と言えます。

イタリアの抒情派ピアニスト,Fausto Ferraiuolo待望のピアノトリオ新作。ファンのハートをがっちり掴んだ抒情派ロマネスク・ピアノが久しぶりに聴けます！

ダド・モローニとのデュオ作品の予約好調のトム・ハレルが同時期録音した、コンボ作品。ヴィブラフォンやストリングスを上手く使っており、トム・ハレルの静かに燃え続ける青白い炎のようなトランペットの音色が、浮き上がるようなアレンジが秀逸です。

「ヨーロッパのゲイリー･バートン」ことアンドレア･ダルベッコの初期のゲイリー･バートンが得意としていたベース、ドラムスとのトリオ編成を中心にした1枚。流れるようにリリカルなプレイを展開するアンドレアは本当に魅力的です

音楽雑誌でも「イタリアが生んだ今日最高のジャズ･ギタリスト」と賞賛されている逸材がアレッシオ･メンコーニンの2007年ギター・トリオ作品。ニーノ･ロータの名曲をカバーした5曲目も絶品!

トゥーツ･シールマンスのような繊細でもの哀しい響きが、s素晴しいイタリア・ハーモニカ界の第一人者マックス･デ･アロエが、クラシックの名曲に真正面から取り組んだ意欲作。「トスカ」や「蝶々夫人」などが見事に哀愁あるジャズになっています。

ヒーリング･ミュージックの世界でも活動する若き才人、ロザリオ･ディ･ローザの最新ジャズ･アルバム。チック･コリアの名盤「ARC」を思わせる、スリリングなインタープレイが圧巻です。

1976年に結成された名門'アマト･ジャズ･トリオ'の新作！近年は前衛色に変わり、よりメロディアスでファンキーな様子が前面に出ています。重量感溢れる本物のピアノ･トリオをお求めの方に、強く推薦！