1987年にアーチー・シェップがオランダでホレス・パーラン・トリオをバックにワンホーンでスウィンギーにブロウしたメインストリーム路線傑作! サポートをするパーランも60年代に戻ったかのようなファンキーなプレイで地味ながら内容充実のスタジオ作品!

後年はジャズ・ロック~フュージョン路線でも活躍したドイツを代表するピアニスト、ウォルガング・ダウナーのデビュー作にしてドイツ・ジャズ初 期傑作の1枚!透明感溢れる硬質なピアノとスウィンギーなリズムとのトライアングルはその後のドイツ・ピアノ・トリオのお手本となった名盤!

山下トリオや坂田明との共演でも知られるドイツ・フリー・ジャズのイノヴェーター、マンフレッド・ショーフが1966年にCANの創設 メンバーとしても知られるヤキ・リーベツァイト(ds)らを率い吹き込んだニュー・ジャズ傑作にしてショーフのデビュー作!

“サー”の称号を持つピアニスト、ローランド・ハナが1979年にニューヨークで録音したソロ・ピアノ傑作!参加していたサド=メル・オーケ ストラの人気ナンバー「インターローパー」を再演、ストーリー性豊かなトラックリストを含めハナのエレガントな部分が際立つ名盤!

ハンガリー出身のアッティラ・ゾラー(g)、オーストリア出身のハンス・コラー(ts)、チェコ出身のジョージ・ムラーツ(b)と国籍は違えども1960 年代にドイツを拠点に世界へ羽ばたいた3者がニューヨークで邂逅!耽美的かつ硬質なドイツ・ジャズを体現するようなスタジオ作品!

数々の名盤を生み出してきたハインツ・ザウアー~ボブ・ディーゲンの硬派ジャズ・コンビがシカゴ・ブルースのハーピスト、キャリー・ベルを招き制作した珍しいブルース・セッション・アルバム! 透明感溢れるザウアー&ディーゲンのコンビとアーシーなベルとの異色セッション!

デンマークのピアニスト~編曲家フラン・バクが率いる北欧ビッグバンド録音にランディ・ブレッカー&ボブ・バーグの黄金コ ンビをソロイストとしてフィーチャーしたコンテンポラリー・ビッグバンド快作!プロデュースは同郷のニルス・ラン・ドーキー!

ドイツ・ジャズの生き字引的存在だったベテラン、エミール・マンゲルスドルフがドイツのオスカー・ピーターソン的ピアニスト、ティロ・ ワーグナー・トリオをバックにスタンダードをスウィングしまくる日本人好みの作品!ゲストは若手トロンボーン奏者ベルト・ブーレン!

アッティラ・ゾラーとジミー・レイニーによる即興ギター・デュオが1980年にベルリンのクラブ“クオシモード”で行ったスリリングなライヴ・セッショ ン作品!本作で3作目となる名手2人によるギター・コンビはここでも絶好調で、ギターの可能性を押し広げるかのような素晴らしい熱演!

オーストリア出身で1960年代ドイツ・ジャズ黎明期からシーンを牽引してきたテナー巨人ハンス・コラーが率いるインターナショナル・ブラス・カンパニー! 盟友アルバート・マンゲルスドルフやアック・ヴァン・ルーイエンら名ソロイストをフィーチャーしスリリングなビッグバンド・サウンドを収録した名盤!