｢東京Jazz　Circuit｣で来日を果たし、無名同然にもかかわらず大きな反響を巻き起こしたピアニスト、ロマイン･コリンの新作。新感覚溢れる超有望株ロマインの世界をご堪能ください!

Albert Boverの2001年ピアノトリオ作品。98年リリースの「 Live in Jamboree」がMas i Masというマイナーレーベルの為、入手が容易でない為人気が集中しがとですが、2001年のこのFSNT盤はそれに劣らぬ好内容なので要チェックの一枚だと思う。

「First Portrait」(FSNT-190)がピアノ･トリオの新定盤に数えられているJ.A.Mトリオらの最新作。あまりにも壮大な音の広がりは単なるジャズ･ピアノ･トリオの枠を超え、一種のシンフォニー的な響きを生み出しています。

ギリシア人ピアニストのセルジ･シルベント率いるUnexpected」というグループでの作品。彼のピアノ演奏および作曲家としての才能、ユニークな音楽観がよく出た内容に仕上がっています。

この作品も「MOONKS JAZZ MUST 150」に選定されていまいした。アグレッシブな3者のプレイは、現代のピアノトリオ作品でしか耳の出来ないスピード感を伴うもの。

スペインの若手ピアニスト、イスマエル・デュエナスの「La Tirania De La Cosa」（FSNT197）に続く新作。60年代のアンドリュー・ヒルにも通じるユニークな音楽性が魅力のピアニスト。

ピアニストとして、教育者として、スペイン･ジャズ界をリードしているジョアン･モネの彼の初期を代表する作品がこの「サン･ソング」。

FSNTからまた一枚素晴らしいピアノトリオ作品が登場。4曲目「Bouncing With Bud」など限界に挑戦するかのようなアップテンポで弾きまくるかと思えば、トリオ3者のトライアングル構造が密に進行していくナンバーがあったりと、バラエティーに溢れた作品になっています。

ポーランドのトップ･ピアニスト、ピョートル･ビレゾウが、名門Fresh Sound New Talentから待望のワールド･デビュー！プレイ自体の気迫は過去の作品を上回るものがあり、いかにピョートルがこのワールド･デビューに賭けているかがヒシヒシと伝わります。

FSNTの顔というべきピアニストがセルジ･シルベント率いるピアノトリオ・ユニットKARIONによる新作。持ち前のラテン･フィーリング、卓越したリズム感を生かして、今回もセルジはエンジン全開。

シモン･ブラザーズの末弟に当たるトランペット奏者、マイケル･シモン(ベネズエラ出身)のリーダー作。ラテン･テイストの上にモード･ジャズのスパイスをたっぷりふりかけたサウンドを披露。ミゲル･セノーンも参加して若きトランペッターを盛り立てています。

FSNTの名盤「1, 2, 3, Etc」そのメンバーであったジュリア･バジェ、ジェイソン･リンドナー、マーク･アイザが再集合。今回、実質的なリーダーを務めたのはジュリアで夢見るように素敵なアルバムを送り届けてくれました。

イスラエル出身のヨタム･シルバースタイン率いる2003年ギター･トリオ･アルバム。ずっと音楽を一緒に続けてきた3人ということで、まるで一人の演奏のように息がぴったりあっています。

スペイン･ベースの哲人、ファン･パブロ･バルカサールのレギュラー・クインテットによる最新作。3管アンサンブルをフィーチャーした音作りは、どこか60年代のC・ミンガス・グループを思い出させます。ジャズに寄せる愛が伝わる、素晴らしいパフォーマンス!

FSNTのピアノトリオ作品で最も入手困難になっていた名盤が遂に再入荷！MOONKS「JAZZとびっきり新定盤500+500」にも掲載され、多くのピアノトリオ・ファンから渇望されていた一作です。

Fresh Sound New Talentの輝かしい歴史は、ここから始まりました。ジュイス･ビダルの無伴奏ソロ･アルバム。全曲、彼の自作ですが、哀感のこもったメロディ、リズミカルな音作りは多くのジャズ･ピアノ･ファンにアピールすることでしょう。

初期のFresh Sound New Talentはルイス・ビダルを抜きに語れません。このアルバムの録音時点で発足10年目を迎えていただけあって、文字通り完璧といえるインタープレイが繰り広げられています。