この作品50年代ぽいジャケット・デザインですが録音は、1976年。ワイワイと喧噪感溢れる猥雑なナイトクラブから趣味の良いピアノトリオの演奏が雰囲気抜群です。

アル・へイグと並ぶ天才的な白人バップ・ピアノの最高峰として名高いジョー･オーバニー･トリオのこれまで未発表だった、1966年にレコーディングされた音源。

またまたボブ・ブルックマイヤーの貴重盤が復刻！前半がAtlanticの「ポートレイト・オブ・ジ・アーティスト」、後半がMercuryの「ジャズ・イズ・ア・キック」。アレンジがC・フラーというのも珍しいし、クインテットではそのフラーとブルックマイヤーの2トロンボーン！

ウェストコーストで50年代から活躍している白いバド・パウエルの異名を持つ名手クロード・ウィリアムソンがハワード・ロバーツ、レッド・ミッチェル、スタン・レヴィの鉄壁のカルテットで録音したジェリー・マリガン作品集。

ジャック・ウィルソンが1966年ウェストコーストのマイナーレーベルVaultに録音した傑作。硬質で瑞々しいソロをとるロイ・エアーズのヴァイブが聴きものです。

白人モダン・ジャズ・プレイヤーの中で最も人気のある二人が共演した初めての録音盤。ハリウッドに当時あったジャズクラブ「へイグ」でのライブ録音。

「バード・イン・パリ」と同時期のこちらはジャズクラブ「CHAT QUI PECHE」での熱気溢れたライブ録音。雰囲気抜群のジャケットからは、今にも音が聴こえてきそうです！

ウェストコーストの人気テナー奏者ボブ・クーパーが1990年カルテットで録音したワンホーンもの。録音当時既に好好爺の面持ちのクーパーですが、プレイはまったく錆ついていません。安心して聴きとおせる大人のジャズ作品。

バップフィーリングを持ち、スウィング感溢れる演奏が魅力のオブライエンの至極のトリオ・アルバム。自身がこれまでで最高傑作と自負する秀逸な一枚です

この作品は、北欧の貴公子ヤン・ラングレンをピアニストに迎え、それにインスパイアされたカンドリが往年の輝きを取り戻した思う存分自身のラッパを歌わせたワンホーンの快作となりました。

ATLANTIC盤「Nobody Else But Me」でお馴染みのボーカリスト、ベティ・ベネットが1990年久しぶりに発表した作品で、マンデル・ロウ、ジョージ・ケイブルス等の好サポートと相俟って、素晴らしいジャズボーカル作品となっています。

祝･歌手生活50周年!永遠の歌姫スー･レイニーのドリス･デイ･トリビュート作品。スモーキーでエモーショナルな歌唱は、さわやかでキュートなドリスとひと味もふた味も違いますが、尊敬の念が伝わってき大人の女性らしい熟成されたボーカルの世界がひろがります。