淡い叙情性がなんとも愛おしいChad Lawsonの「オズの魔法使い」作品集。端整でしっかりとしたテクニックに裏打ちされた彼のピアノからは、甘酸っぱい青春の光と影みたいな心情がソローナンバーでは滲み出てくる。

若き日のベニー・グリーンが残したデビュー作。注目のピアニストとして評判を呼んでいた時期の吹き込みだけあって、覇気に富んだプレイが心地よい。とはいえ、勢いだけのトリオ演奏には陥らず、しっとりした味わいも醸し出す。

アルゼンチン生まれのピアニストで60年代から活躍している大ベテランJorge Navarroが80年代終わりに録音したピアノトリオ作品。美しいタッチで、流麗なフレージングはこのうえなくエレガント。

サイ・ゴーズの2000年作品。スインギーで力の漲ったキーワーク、ラテン的捻りとファンキーなのりが上手いバランスで拮抗している快作です。

これもここしばらく入手が困難で探していた方が多いのではないでしょうか？Biscegliaの最初のピアノトリオ作品ですが、後の2作品で彼のファンになった方なら手を伸ばさずには居られない内容。才能の萌芽を如実に感じ取ることが出来る魅力溢れる作品です

ベーシストのミシェル・ロッシグリオーネの初リーダー作で、50年代から70年代にかけて活躍した名ベーシストのサム・ジョーンズをトリビュートしたアルバム。マッシモ・ファラオ参加

まさに天才とは、カフィーソのようなミュージシャンの事を言うのでしょう！録音時、11歳という年齢を考えると空恐ろしいものを覚える。

バッソ＝ボッソ･クインテットの2003年録音の第2集。

ジャンニ・バッソがスウェーデンの偉大なるバリトン・サックス奏者ラーシュ・ガリンの捧げたカルテット作品。

チェコのベテランドラマーJOSEF VEJVODA（1967年のチェコジャズコンペティションの優勝者）が1998年に結成した快適ピアノトリオ作品。