ジャズのリズムとハーモニーに乗せて、良質のイタリアン・ヴォーカル作品を伝える新レーベルKoine。Dodiciluneの兄弟レーベルとして2009年に発足以来、順調にカタログ数を増やしており、今回は6〜10枚目の作品がリリース！ボーカル・ファンは是非チェックを！

Giancarlo Mazzu を中心としたギターカルテット最新盤。自然な感じで展開してゆくストレートアヘッドな作風ですが巧さとセンスでアブストラクトなテイストも併せ持ち、緩急が自在に変化する印象的な美しさのある作品。

ベーシストGerardo Bartoccini（1968年ローマ生まれ）の最新作。モーダルで重厚なメロディーと明快でストレート・アヘッドな方向性が共存し全体を通して素直に楽しめる良さがあるクールなワンホーンカルテット作品。

南イタリアの個性的レーベルDodiciluneが始めた新レーベルKOINE。地中海の香り漂う洒落た雰囲気の中で「歌の国」イタリアのサウンドをジャズレーベルDodiciluneならではのネットワークを使ってプレゼンテーションしていきます

1965年カタニア生まれのピアニストGiuseppe Finocchiaroのピアノトリオ作品。幽玄美溢れる楽曲はまるで、靄の中に架かる虹を見ているような非日常的な美を感じさせてくれます。

クラリネットのラプソディックな音色やオカリナの素朴な響きが夕暮れ時を思わせるようで、ノスタルジックでどこか寂しげ。優れた美的感覚、リリシズムが全編に漂い心の琴線に優しく触れる美しい作品。

ピアニスト Roberto Olzer のソロ作品。メンデルスゾーンの楽曲とそれに引けを取らない美しいオリジナルが約半々で収録。クラシカルな響きを前面に出した旋律の美しさが際立つ秀逸な作品。

Stefano Risso を中心としたカルテットの新作。ピアノはステファーノ・バターリア。ソプラノサックスの美しい響き、ベースラインの力強く太い鳴り、挿み込まれた妖艶なピアノなど美しいユーロ・ロマネスク・モダン・ミュージック。

新星ヴォーカリストElisabetta Antoniniのデビュー作。洗練性とジャズへのこだわりと複雑なテクニックによる歌唱はとても個性的。歌声との対位法的な装飾も正にイタリア的な美しさに満ちています。

南イタリアの個性的レーベルDodiciluneが始めた新レーベルKOINE。ジャズ・ビヨンドなアコースティックな雰囲気を重視しながらイタリアのニュー・カマー女性ボーカリストをフィーチャーしていくコンセプトのレーベルです。

ジャズ･ピアノ界の名脇役との声も高いブライアン・ディッキンソンとジェリー･バーゴンジとの双頭名義のカルテット作品。音楽性の高いメンバーばかりが揃った現代ジャズ名盤。

ケニー・ホイーラーとブライアン・ディッキンソンのベテラン二人のデュオ・アルバム。両者の幅広く深い音楽性が展開された究極のデュオ作品。

ジョージ･ガゾーンやゲイリー･バートンに師事したマイケル･ローゼンのワンホーン・カルテット作品。ピアノは名手パオロ・ビッロ。ジョン･コルトレーンやデイブ･リーブマンに通じる逞しいテナー･サックス　は聴きものでうｓ。

甘美かつ優美なメロディに満ち溢れた映像のないファンタジック･シネマを観ている気分になる作品。リズム変化の忍ばせ方、巧みな既成曲の引用、多彩なハーモニー書法ほか、さまざまな大技･小技をちりばめる絶妙の手口。

M･ソラール･ピアノ･コンペのセミファイナリスト・ピアニスト、ニコーラ･アンドリオーリの新作。ラベル流のエレガンスや瀟洒なフィーリングとイタリア的なリリシズムに満ちた作品。

イタリア屈指のカリスマ･ギタリスト'との評価も得るマッテオ･ネグリンの会心作。往年のジャンゴ･ラインハルト、ガボール･サボや、近年のリシャール･ガリアーノの音作りに魅せられているファンなら、何はなくても見逃せない1枚といえましょう。

弦楽四重奏団クアルテット･アルボラーダの音作りは、誇張なしに新しいストリングス音楽の誕生を告げるもの。パオロ･フレズ、リタ･マルコチュリもゲスト参加！

イタリアの代表する伝説のジャズロック・グループ「AREA」の活動で知られ、現在はジャズ・ベーシストとして幅広く活躍するAres Tavolazziのリーダー作品。ステファーノ・ボラーニとパオロ・ビッロを迎えた豪華作。

内省的な哀愁のメロディで心を揺り動かす力を秘めた多彩な顔をのぞかせる楽曲が美しいギターカルテット。ステファーノ・バターリアもピュアでイノーセントな音群を弾き込んでいて空間に奥行きを与えています。

イタリアの若手アルト、ソプラノサックス奏者Raffaele Casarano（1981年生まれ）がトランペットの今や重鎮パオロ・フレスとガップリ四つに組んだクインテット作品。