ニューヨークのビバップ・ピアニストの王様、タード・ハマーが率いる、まさにビ・バップなアルバム。ヘンリー・マンシーニの5や、デューク・ジョーダンの2など、映画音楽に造詣の深い一面をちらっとのぞかせた、粋な内容でキメてくれます。

タード・ハマーのすっきりさわやかノリノリのピアノ・トリオ・アルバム。ソニー・クラークの「LEAPIN'AND LOPIN'」に収録されているタイトル曲にスタンダードの6などの他、オリジナル4曲を含む10曲での構成。 軽やかなタッチが魅力の一枚。

クリフォード・ジョーダンとアート・ファーマーのクインテットやアビー・リンカーンやアニー・ロスなどのボーカリストのサイドメンとして活躍してきた技巧派ピアニストのタード・ハマー。 これぞ正統派。 たしかな実力に裏付けされて洗練された演奏を聴かせるピアノトリオの好作品。

ジャッキー・マクリーン張りの憂いたっぷりの魅力的な音色、ソニー・スティットを彷彿させる流麗なバッピッシュ・フレーズは、保守的ですが、有無を言わさず聴かせる力量を持ち合わせています。

アッパーにあるジャズクラブ「SMOKE」でのライブ盤。現代的なファンキー・ジャズを堪能できる好盤。

リラックスしたムードが心地よい1枚です。曲は、他、タイトル通りスタンダードからバカラックやビートルズなど様々ですが、キャッチーで、100%ジャズなアレンジも聴きものです。

シャープナインの看板ピアニスト、ヘイゼルタインの新作は、大きな影響を受けたバディ・モンゴメリーとシダー・ウォルトンに捧げた意欲作！E・アレキサンダーも参加！

ビバップ・ファンが快哉を叫ぶ、タード・ハマー渾身のタッド・ダメロン作品集。最近ビバップ・スタイルのピアニストがめっきり少なくなっただけに、ハマーの存在は実に貴重。

Sharp Nineの看板テナー奏者グラント・スチュワート当レーベル4枚目となる作品。ギターのピーター・バースタインのギターフィーチャーしたカルテット作品。「Maybe September」ではソプラノ・サックスによる吹奏を披露。

ロシア出身の若手アルト奏者ドミトリー・バエブスキーのシャープ・ナイン・レーベル第2弾！今回は、ハンコック、ウォルトン、ダメロン、シルバー、エリントン、ピアソン、ショーター、グライス等モダンジャズの名曲を選曲。NYの一押しアルト奏者の新作です！

中堅-若手の実力者で構成されたお馴染みワン･フォー･オール。今回も主要メンバーが気合いの入ったオリジナルやアレンジを持ち寄り、彼らならではの新感覚のハード･バップを聴かせてくれます。

1998年に大好評を博した｢Mutual Admiration Society｣から約10年、待望の続編がようやく完成しました。今回も、リーダー格の2人が互いの楽曲を持ち寄り、スピード、テンション、スリル満点の演奏を繰り広げます。

洒落たタッチで人気の高いデビッド・ヘイゼルタインがＧ・ムラーツにＪ・ファーンズワースという実力派リズム陣を得て吹き込んだピアノ・トリオ作。酸いも甘いも熟知している3人だからこそできる表現も魅力的。これぞまさしく大人のピアノ・トリオ・アルバム！

このアルバムはタイトル通り、昨年の夏に亡くなったシダーに捧げたアルバム。（10）を除く全曲を彼のオリジナルで占め、ピアニストとしてだけではなく、作曲家としての才能にも溢れていた故人の偉業に光を当てています。名曲”ホリーランド”もプレイ！

現在NYのジャズシーンで注目を浴びている新鋭アルトサックス奏者Gilad Edelmanの初リーダー・アルバム。実に本格的にバップを消化しておりバラードも実に上手い。サックスファン、ハードバップ・ファンは要チェックの一枚！