”MOONKS文庫本”にも掲載されたチャールス・マクファーソンの2002年ライブ盤。太く美しい音色の、成熟したモノホンのビ・バップ・アルトが満喫できるカルテット作品。

「VENTO AZUL」をつくるきっかけともある意味言える私にとって一生忘れないであろう記念碑的作品。

イタリアの俊英ピアニスト、ジャン二・カッピエロの我が国では「エスターテ」で御馴染みの作曲家ブルーノ・マルティーノ作品集。本作では「エスターテ」は演奏していませんが、隠れた良曲が多いのに驚きます。

スペイン人ピアニスト、ホアン・モネによるトリオ作。メロディックかつ躍動感に充ちた演奏は実に現代的なのですが、どこか牧歌的なところがキモ、南欧の陽差しを思い浮かべさせます。

スペインの隠れた逸材だった、INAKI SANDOVAL の2006年ピアノトリオ作品で、エヴァンスライクな叙情的表現とヨーロピアンなロマネスク描写が見事にブレンドした筆致は特筆もの。

Patrick Tompert TrioのSatin Dollレーベル第3作目。選曲もオリジナルと有名スタンダードが半々くらいで、このトリオの信条とする「楽しくスイングする」スタイルの良いところがフルに発揮されています。

スウェーデンの俊英ピアニスト、Jacob Karlzonの2001年作。簡潔にして奇を衒わないインプロビゼーションとラーシュ・ヤンソン等北欧のピニストに象徴される新感覚のサウンドメイキングの対比が、相乗効果を生んでおり印象深い作品になっています。

Michel Herr のピアノトリオで御馴染みのベルギーの中堅ベーシスト、Freddie Deronde が1989年に繰り広げた快適なハードバップ・セッション。J・R・Monteroseのテナーが聴けるため、非常に人気の高い1枚です。

ぺトルチアーニとのデュオで広く知られることになった仏のピアニスト、セルジュ・フォルテのフランス名曲集！ジャズ批評133号掲載の中でもお問い合わせの特に多い作品です！

イタリアの人気ピアニスト、Paolo Di Sabatinoの1996年、地元イタリアのミュージシャンと一緒に録音したピアノトリオ作品。イタリアの陽気で歌心溢れたイメージと共に、ラテン的な哀愁を感じさせるオリジナル曲も素晴しい。