ボビー・ワトソン、注目のPALMETTOからの新作は、NYの新進、中堅の勢いのいいメンツとのいまどきプレイ。 まさにポスト・ハード・バップ。変拍子的なアプローチを巧みにはさみ、その瞬発力抜群のプレイとバラードが絶妙。 CRISS CROSS等でリーダー作を出すピアニストサイモンのピアノも素晴らしい。カッコいいです。

ジャズの昔から現代をビジュアル的に捉える新しい雑誌 ジャズ・パースペクティブ。今回の特集はオランダ・ジャズ特集!先般皇太子ご夫妻が訪問され、なにかと注目のオランダ。独自の切り口でオランダ・ジャズを紹介します。連載読み物、レビューも充実！

サイドマンとして様々なセッションで活躍しイースタン・リベリオンを結成しタイムレス・レコードを一躍メジャーに押し上げたシダー・ウォルトンがデヴィッド・ウィリアムズ(b)ビリー・ヒギンズ(ds)との鉄壁トリオで行ったセッションの完全未発表音源集!

サイドマンとして様々なセッションで活躍しイースタン・リベリオンを結成しタイムレス・レコードを一躍メジャーに押し上げたシダー・ウォルトンがデヴィッド・ウィリアムズ(b)ビリー・ヒギンズ(ds)との鉄壁トリオで行ったセッションの完全未発表音源集!

ベテラン・ベーシスト、バスター・ウィリアムス、80 歳を記念したスタジオ録音、リーダー作が登場。俊才ピアニストのジョージ・コリガン、大御所ドラマー、レニー・ホワイトの両名が参加。アルバムを通してしっとりした曲が多めで、ジーン・ベイラーの伸びやかな歌声とヴィヴラフォンの軽やかな音色が活きる構成となっている。

ジム・ロトンディ＆デビッド・ヘイゼルタインの2人が核となって結成した新プロジェクト、フルハウス。ストレート・アヘッドなジャズを熟知しているこの2人だからこそ出来る即興に重きを置いたクラブジャズ。スティービー・ワンダーやアース・ウィンド&ファイヤーなどジャズ以外のジャンル(特にR&B,SOUL)のテイストを盛り込んだ、グルーブ感あるジャズを体現。

若き日のベニー・グリーンが残したデビュー作。注目のピアニストとして評判を呼んでいた時期の吹き込みだけあって、覇気に富んだプレイが心地よい。とはいえ、勢いだけのトリオ演奏には陥らず、しっとりした味わいも醸し出す。

レーベルを代表するギタリスト、 アダム・ロジャースの同レーベル第4作目。シンプルなギタートリオによる演奏は、まさに理想的なメンバーによるもので、ファン必聴の作品です。

現代ジャズ・ギター界の一翼を担うアダム・ロジャースのCRISS CROSS第5作目は、最も彼のギター・テクニックが満喫できるトリオ・フォーマットでの録音。

ピアニスト、ジョン・エスクリートの初リーダー作。エスクリートのピアノは線が太く、粒立ちがいい。それでいてリリシズムも備えている。それだけに素早いフレーズを弾いてもメリハリがはっきりしている。D・ビニーとのコンビネーションも抜群で、聴き応え満点の演奏の連続！

ジャズの伝統の中で、奇を衒うことなく自信に満ちたプレイを繰り広げるジョン・エリスの新作。新しいことはやらなくても、いまのジャズが持つ楽しさが存分に味わえる1枚。

現代ジャズ・トロンボーンの第一人者、コンラッド・ハーウィッグのクリスクロスから9枚目となるアルバム。演奏は勿論、彼の作曲面にもスポットが当てられた力作です。

ロドニー･ウイテカーの8作目の作品で、Mack Avenue からは初めてのアルバム。打てば響く、といってもいい、ジャズの味を知ったアーティストと、勢いあふれるメイン･ストリームのジャズを聴かせてくれます。5曲で、愛娘(vo)をフィーチャー。

NYの新鋭ギタリストMile MorenoのCRISS CROSS第1弾。NYの最強ともいえるメンバーを得てマイク・モレーノは、ある時はアグレッシブに音のシーツを敷き詰め、またある時はスペイシーな間を活かした浮遊感覚のギター・プレイを思う存分披露。

ダニー・グリセットのCRISS CROOS第3作目は、セクステット編成での録音。テナーのS・ブレイクはじめ管をフィーチャー、リズム陣をヴィンセント・アーチャー、ケンドリック・スコットというヘビー・ウェイトな布陣でがっちり固めています。

ブルックリン派の注目テナーとして着実な歩みを聴かせてくれるDonny McCaslin、Sunnyside から3 作目。新作は、E･サイモン、S･コリーにサンチェス、スペイシー･ギターB･モンダーを迎えた迫力の一作。

クリス・ポッター、ミゲル・ゼノン、スティーブ・ウィルソンのサックスに、エドワード・サイモンのピアノ、スティーブ・カーデナスのギター、ベン・ストリートのベースという現代ジャズを代表するメンバーと生き生きとしたセッションを繰り広げた好盤。

アーメン・ドネリアン3 年振りの新作は、NY の注目のメンバーとの作品。アルメニア的哀愁も滲んだ演奏も一部彷彿とする所も興味深く、SUNNYSIDEらしいNY の音です。