TRIOTONIC 2013年作品。何故か日本には入ってこなかったもの。やはり徹底した耽美主義は貫かれており、「うん、やっぱりこの世界観が好きだな」という認識を持った次第。切ない。 (JAZZPERSPECTIVE 編集長山本隆)

1999年結成以来不動のメンバーで活動を続けているオーストリアの現代ヨーロピアンピアノトリオ。

ATSレーベルから待望のピアノトリオ作品がリリース！リーダーは、ウィーンで活躍しているピアニストMichael Kneihs。ユーロ・ピアノトリオ路線より幾分アメリカンなストレート・アヘッド路線にベクトルをシフトした内容で、より多くのファンに受け入れられそうな作風。

Triotonicの最新作は、新興レーベルcracked anegg records からリリース。これまで通りヨーロッパの伝統に深く根を下ろした美しく、ロマンティシズム溢れるスタイルを踏襲しつつ、切れ味鋭く、情熱的な激しさを加味した側面も見せた充実作。

コルトレーン生誕80年、40周忌を記念してオーストリアのピアニスト、Andreas Mayerhoferが録音したコルトレーン・トリビュート・ピアノ・トリオ作品。コルトレーンの音楽に対する真摯さ、真剣さ、情熱を彼等ならではの演り方で見事に表現しています。