モダンジャズの有名バイブラフォン奏者、ミルト・ジャクソン率いるオーケストラ作品。 作編曲はかのタッド・ダメロンとアーニー・ウィルキンス。 サイドメンはトランペットのクラーク・テリー、デイブ・バーンズ、スヌーキ・ヤング、アーニー・ロイヤル、アルトサックスのジェローム・リチャードソン、テナーサックスのジェームズ・ムーディー、ジミー・ヒース、ピアノのハンク・ジョーンズ、ベースのロン・カーター、ドラムのフィリー・ジョー・ジョーンズなどなど豪華なベテラン勢を加えて厚みのあるサウンドを展開。

モダンクラリネットの名手ケン・ペプロウスキー(1959年オハイオ州生まれ)率いるビッグバンドによる新作。 デューク・エリントンとフランク・シナトラに最もインスパイアされてきたと言うペプロスキーがそのビッグバンドのスタイルで独自のサウンドを展開した注目作。

アン･リチャーズの絶頂期に吹き込まれた1枚。その歌声は清涼そのもの、ウエスト・コースト・ジャズのファンにはたまらないところでしょう。デューク･ジョーダンの作曲した「ジョードゥ」に歌詞をつけ、グルービーに歌った(3)も大きな聴きものです。

ジャケット通りの明るくダイナミックなボーカルが飛び出してくる1枚です。シングル盤の印象が強いリチャーズですが、本作は最初からアルバムとして発表することを前提に企画・録音されたもの。名手ビリー・メイがアレンジを担当し、様々なラブ・ソングを歌いあげています。

ヴィージェイに残された2枚白人女性ヴォーカル名盤をカップリングした、お得な1枚である。前半はピアノ・トリオの伴奏でアン・リチャーズのリラックスした歌を、後半は名手メイヴィス・リヴァースが偉大なミルドレッド・ベイリーに捧げた好企画。

若き日のクインシーが残したハッピー&スインギーなビッグ・バンド録音。前半に収められた「Around The World」はタイトル通り、世界各国に因んだ曲を集めた作品。後半に収められた「I Dig Dancers」は、ダンサブルなナンバーを中心にした内容。

アル・コーンと結婚し、おしどり夫婦としても知られていたマリリン・ムーアの代表作である「Moody」(1−12)と、ミュージカルに題材を求めた「Oh Captain!」(13−21)のカップリング。

ブルー・ミッチェル、クラーク・テリー、ボビー・ティモンズ、ロン・カーターなど錚々たるメンバーが揃ったブロードウェイ・ミュージカル集とジュニア・マンスを中心としたアルバム「THE SOUL OF HOLLYWOOD」のカップリング。

チェット・ベイカーに通じるリリカルなトランペット・プレイで支持された奏者がハンク・デマーノの60年代録音。フリューゲルホーンのマイルドな響き、歌心たっぷりのプレイに、あらためてデマーノの名手ぶりが浮かび上がります。M1、M6、M9といったナンバーをチェットの演奏と聴き比べてみるのも面白いのではないでしょうか。

FSNTやSpaceTimeのライブ作でお馴染みのテナー奏者ウォルター・スミス3世のクリスクロスのデビュー作。ジェイソン・モラン 、エリック・ハーランド、アンブローズ・アキンムジレ、ローガン・リチャードソンというNYの精鋭達と録音した気力と気合に満ちた作品。

フランス領マルティニーク島出身の若手ピアニスト、トニー・ティキシェの4作目。本作はNYでのセッション。複雑なリズムとメロディで劇的な展開を見せる楽曲が並び、サックスのローガンはクールにカッ飛ばしてくれます。

この夏に満90歳を迎える'ジャズ･ピアノの生きる伝説'ハンク･ジョーンズ。50年代サボイ盤の脂が乗り切ったプレイこそ最高というファンの声も多いようです。みずみずしく、颯爽としたハンクのピアノ･タッチは、この時期ならではの輝きに溢れています。

作はフランス出身のアルト奏者Sebastien Chaumontが2015年にリリースした作品。 2年越しに遂に入荷となりますが、この内容が素晴らしいんです!! 物凄く雰囲気のある音色は往年の名アルト奏者達を彷彿とさせ、管もの好きのツボにハマること間違いなしの作品。 ピアノのマルク・デヴァイン・トリオもいい味出してます!

レオ・リチャードソン約2年ぶり、待望の最新作が登場!ファースト・アルバムからさらに音楽が成熟したように感じ、ハードバップの本質を植え付けながらも現代的なものを残している。 充実ぶりが演奏にも反映され、筋が通ったサウンドに期待高まるばかりです。

数多くの名歌手に歌い継がれてきたスタンダード「Love Letters」で全世界で100万枚以上を売り上げ、米国と英国の両方でトップ5にチャートインし、一世を風靡したケティ・レスターの決定版。

ホレス・シルバー・クインテット在籍中に発表された「Smooth as the Wind」と「A Sure Thing」のカップリング作品で、前者ではベニー・ゴルソンやタッド・ダメロンがアレンジを担当。 クリフォード・ブラウンの名盤「ウィズ・ストリングス」のミッチェル版というべき叙情的な音作りを味わうことができます。

美貌と実力をこれほどハイレベルで兼ね備えていたアン・リチャーズの1958年作。ウォーレン・バーカー編曲、ブライアン・ファーノン指揮のビッグ・バンドが伴奏した1枚。弱冠23歳のアンのみずみずしくキュートな歌声をどうぞ。(

古き良きボーカル・スタイルと現代的なスタイルとを兼ね備えたイギリスの人気女性ボーカリスト、クレア・ティールの最新作！ 「このアルバムは、素晴らしい作詞、作曲、素晴らしいアレンジ、そして素晴らしいミュージシャンシップを祝うものです。 相変わらず愛情を込めて作られています。 私たちはこの作品を作るのに素敵な時間を過ごしました、そしてあなたが聴いて楽しんでくれることを願っています。」（クレア・ティール）

ハリウッドを中心に活動したアレンジャーがタク・シンドーの貴重なリーダー作である「Brass and Bamboo」、「Accent on Bamboo」をカップリングしたもの。バド・シャンク、シェリー・マン、ピートとコンテのカンドリ兄弟など西海岸のトップ・ミュージシャンによるスウィンギーなサウンドに、タクのルーツである和楽器が加わり、エキゾティックな響きを生み出しています。