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PRE002
2005年のデビュー作「Looking For An Exit」は、そのハードボイルドで、思い切りのいい演奏ぶりが自分的に大変気に入って、「ジャズ批評ピアノトリオVol.4」にも紹介したほど。
新作のリリースにあたって、シモーナのHPを覗いてみたら、その文章が英訳されて載っていたから驚いた。（英訳は百々徹さん）さすがに上手いこと訳してくれてます。
彼女の新作は、Stacy Dillardのテナーをフィーチャーしたカルテットを中心とした作品。
中には、「Brazil 」のようなピアノトリオによるクールカットな演奏も収められている。
デビュー作に引き続き、媚びることや妥協することなく自身の信ずる道を突き進む彼女の姿勢は素晴らしい。
「Looking for an Exit」もカルテットで再演。
今後ますます活躍が期待できるシモーナに要注目です！

Simona Premazzi (p,nord electro, spoken words, vo)
Stacy Dillard (ts)
Baba Israel-Mcee, Ryan Berg (b)
Rudy Royston (ds)

1. Jardin Le Sonn
2. Moving is the Thing
3. Blue Moon
4. The Words Not Said
5. Brazil
6. Looking for an Exit
7. Exit Strategy
8. Humph 5:39
9. D.D.I.B.
10. Your Smell
2010年作品

試聴もここで可能です！
Simona Premazzi の試聴

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