販売価格 2,250円(内税) 購入数

Futur Acoustic Production JPC999
ジャン・ピエール・コモのピアノトリオによるスタンダード中心の作品。
これまでありそうでなかった作品。
名盤「父の肖像」（廃盤）で何曲かスタンダード（枯葉など）をプレイしていたコモですが、これほどスタンダードやジャズオリジナルを取り上げたアルバムは、ありませんでした。
フランス在住といってもイタリアの両親から生まれたコモでけに、フランスのピアノと言うと少々小難しいイメージで捉えがちですが、彼の場合は当てはまらない。
メロディーを端正なタッチで、甘酸っぱいリリシズムをまじえて歌うのを得意中の得意とするスタイルだけに、こういったスタンダード演奏は、まさに最適と言えるのではないかと思うわけで・・・。
アルバム・タイトル「レパートリー」というだけに、おそらく常日頃から練習やライブで演奏してきているナンバーなのだろう。
それがこれまでアルバムという形で発表されていなかっただけなのではなかろうか？
そんな普段着の姿っぱいコモながら、凡百のアルバムになっていないところが流石。
まさに、溢れるリリシズム、歌心。
メロディーに新鮮な息吹を注入し、華麗に舞う鍵盤捌きに思わず聴き惚れてしまいます。
この夏には、パリの有名ジャズクラブ「サンサイド」にエンリコ・ピエラヌンツィ、ルネ・ユルトルジェ、ローレン・デ・ウィルデ、マニュエル・ロシュマン、ジョバンニ・ミラバッシ等と共に出演したコモの、この作品は代表作になるような気がする。
あと1ヵ月発売が早ければ「ジャズ批評ヨーロッパ・ピアノトリオ」にも紹介したのに・・・！
ズバリ、お薦めです！

Jean Pierre Como (p)
Aldo Romano (ds)
Diego Imbert (b)

1.The way you look tonight(J. Kern/D.Field)
2.Bewitched(R. Rodgers/L.Hart)
3.Alone together(A. Schwartz)
4.The sidney years(J.P.Como)
5.When I fall in love(V.Young/ E. Heyman)
6.Up jumped spring(F.Hubbard)
7.Over the rainbow
8.If I should lose you(R. Rainger)
9.Melodie d’amour (J.P.Como)
10.Baubles, bangles and beads(A.borodin/R.Wright/G.Forrest)
2010年作品
試聴もここで可能です！
Jean-Pierre Como の試聴

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