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Azzura　TBPJAB094
ベーシストのミシェル・ロッシグリオーネの初リーダー作で、50年代から70年代にかけて活躍した名ベーシストのサム・ジョーンズをトリビュートしたアルバム。
マッシモ・ファラオ参加しています。
「ザ・トリオ」以来、本来一番好きなスタイルだというスウィングを、マッシモが生き生きとして演奏しているのが、とても印象的です。
サム・ジョーンズは、オスカー・ピーターソン・トリオやキャノンボール・アダレイらのグループでの演奏でも人気がありましたが、彼のオリジナル曲「デル・サッセー」や「ユニット７」などは、今日多くのジャズミュージシャンが演奏している準スタンダードナンバーとして親しまれています。
どの曲もオーソドックスな演奏でスウィング感を楽しめる良質のピアノトリオアルバムですが、3曲においてアクセントとしてサックスを加え、ナット･アダレイの名曲８では、ロッシグリオーネ兄弟(親子？）のベース競演でテーマを演奏するなど、面白い趣向をこらしています。

MICHEL ROSCIGLIONE(b)
MASSIMO FARAO(p)
BOBBY DURHAM(ds)
MARTIN JACOBSEN(ts on 5,9,11)
GIORGIO ROSCIGLIONE(b on 8)

1 Del Sasser
2 I Got It Bad
3 Girl Talk
4 Unit 7
5 Ask Me Now
6 Sam Sack
7 Minority
8 Work Song
9 This Way
10 Monk's Mood
11 Oleo
2005年作品
試聴もここで可能です！
Michel Rosciglione
の試聴

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