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I・アイバーソン参加 Albert "Tootie" Heath Trio / Tootie's Tempo

販売価格 2,100円(内税)
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Sunnyside SSC1370
1935年生まれ今年5月で78歳となった超ベテラン・ドラマー、アルバート・トゥーティー・ヒースと、イーサン・アイバーソン、ベン・ストリートといった世代を越えたアーティストの交流を記録した作品。
イーサン・アイバーソン曰く“アルバート・ヒースは、バップを、スクールでなく“ストリートから”学んだ今や数少ない真のビバップ・ドラマー”。そんな大先輩ドラマーに胸を借りてのレコーディングは、今回も、ズバリ、ジャズにまつわる数々のスタンダードが演奏されます。
しかし、そのレパートリーはいわゆるビ・バップ・ナンバーにとどまりません。ストライド・ピアノの祖であるジェイムス・P. ジョンソンの曲を皮切りに、Stompin at the Savoyといったスウィンギーな演奏が映える名曲、またビリー・ストレイホーンのブルース曲(M6)を核としつつ、ヘンリー・マンシーニの映画曲“シャレード”あり、ジョビンの“ハウ・インセンシティヴ”のような楽曲も。
また興味深いのは、ジョン・コルトレーンの初リーダー作で演奏されたことで名高い“コートにすみれを”(M-5) でもあるでしょう。
その録音日はヒースの22 歳の誕生日でもあったのだとか。
ここでのメンバー3人の演奏はぐっと慈しみ深いバラード演奏となっています。
加えて、“ファイアー・ワルツ”も演奏。
この曲はエリック・ドルフィー、ブッカー・リトルのファイヴ・スポットでのライブであまりにも有名ですが、作曲はマル・ウォルドロン。
実際アイバーソンはマル・ウォルドロンから多くのインスピレーションをえたとのことですが、同時に、この演奏は、マルと数々の共演をしたヒースの歴史の一頁を語るとも言えましょう。
またラストにはヒースの長い歴史が沁み込んだ端正な演奏を記録したドラム・ソロも聴くことが出来ます。
Bad Plusのメンバーとしてアイバーソンの名前を知った方には、『Live at Smalls』と共に、意外なイメージもあるかもしれませんが、偉大なるレジェンド・ドラマーとの滋味溢れる演奏を収録した一作。話題の一枚です!

Albert "Tootie" Heath(ds)
Ethan Iverson(p)
Ben Street(b)

1 The Charleston(James P.Johnson)
2 Charede(Henry Mancini)
3 Daunebe Incident(Lalo Schfrin)
4 Stompin' at the Savoy(Edgar Sampson)
5 Violets for your Furs(Matt Dennis)
6 The Intimacy of the Blues(Billy Strayhorn)
7 How Insensitive(Antonio Carlos Jobim)
8 Fire Waltz(Mal Waldron)
9 Cute
10 It should have happened a Long Time Ago(Paul Motian)
11 Tootie's Tempo
2013年作品

試聴もここで可能です!
Albert "Tootie" Heath Trio の試聴

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