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Altrisoni
彼等の作品は2007年の1月ごろ『SONG GARDEN』に続くもの。前作は輸入盤愛好家の間でそれなりに聴かれていた。
ヨーロッパらしいピアノ・トリオ作品で、いやらしさがない香気溢れるロマンティシズムに溢れている、しかも硬派に。
それはどこにも縛られていない自由さがあるように思えるからかもしれない。
全体を通して聴いてそう思い好感度を高めているところだ。
ボクは、7曲目（そういえば前作の７曲目もすばらしかった。GEORGES BRASSENS作
「IL N'Y A PAS D'AMOUR HEUREUX」という曲だった。）のICH BIN VON FUSS BIS AUF LIEBE EINGESTELLTが
いいなぁ。
最近も誰かが演奏していたような気もするが思い出せない。「また恋したのよ」という邦題がついている。
1930年のマレーネ・デートリッヒとエミール・ヤニングス主演のドイツ映画『嘆きの天使』の中で採用されていた曲として有名だ。
リピートして聴きたくなる曲。
全体として静溢な雰囲気だが、10曲「LUST FOR LIFE」(IGGY POP)のようなヤンチャな曲もある。
(新譜インフォより）

Francois Ingold(p)
Fabian Gisler(b)
Fred Bintner(ds)

1. IS MORTIMER YOUNG SPEAKING...?
2. COUNTERPARTS
3. SEVEN NATION ARMY (THE WHITE STRIPES)
4. SONATE N. 1 FOR SPONTANEOUS PIANO
5. LAMENT
6. LILI AND ME
7. ICH BIN VON FUSS BIS KOPF AUF LIEBE EINGESTELLT
8. SONATE N. 2 FOR SPONTANEOUS PIANO
9. LA VALSE D OSCAR
10. LUST FOR LIVE
11. SONATE N. 3 FOR SPONTANEOUS PIANO
12. ALLIGATOR DANCE
13. UN APRES MIDI EN ECOUTANT VINCENT DELERME
14. OUTOUA D'UNA TSANHON DE BOVET
2007年5月22，23日録音
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