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ノルウェー出身で現在NYで精力的な活動をおこなっているベーシストEivind Opsvikの新作。
FSNTからの2003年「Overseas」2005年「Overseas2」に続く第3作「Overseas3」は新興レーベルRoyal Labelからのリリース。
ジャズをベースにプログレ、クラシック、アンビエント・ミュージックやエレクトロニクスまでを飲み込んだ個性的なEivind Opsvikのサウンドは、より力強く、自由さを獲得することに成功しています。
同レーベル「Two Mile A Day」の録音でも一緒だったジェイコブ・サックスのfarfisa organ, Wurlitzer, Fender Rhodesやcelesteのキーボード・サウンドやラリー・キャンベルのペダル・スティール・ギターが効果的に使われており、緊張感溢れるサウンドの場面でもどことなく懐かしく、スロウな雰囲気も感じられる。
そこには、ハイテックな近未来世界と過去の汎アメリカ的な日常風景が一緒くたになったような不思議な印象を受ける。
Kenny Wollesenのダルなドラミングやトニー・マラビーの吹きすさびサックスも健在。
なにか面白いジャズはないかとお探しの方には、強くお薦め！

Jacob Sacks - piano, farfisa organ, celeste, wurlitzer
Tony Malaby - tenor saxophone
Kenny Wollesen - drums, cymbals, gongs, timpani
Larry Campbell - pedal steel guitar
Jeff Davis - vibraphone, xylophone
Eivind Opsvik - upright bass, tack piano

1.Neil
2.Everseas
3.Silver
4.Ginger Rogers
5.Breath of Bark
6.Whiff of Wood
7.Lull of Lumber
2008年作品
試聴もここで可能です！
Eivind Opsvikの試聴


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