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IGLOO IGL253
ベルギー新世代ピアニスト、イゴール・ゲノー（1989年生まれ）待望のセカンド・アルバム。
デビュー作”Road Story”の完成度の高さには驚かされ、こちらも相当肩入れして販売した記憶があるのですが、2作目も期待にたがわず、素晴らしい出来映えです。
楽曲をロマンティックに響かせ、ユーロ・ピアノトリオらしいエレガントな余韻が長く続くのは天性のセンスの良さを感じさせます。
ほんのりと漂う暗い叙情性を感じさせるナンバーがあるかと思えば、ハンコック路線のモダニティー溢れるグルーブナンバーなど聴き所が多いです。
テクニックの罠に陥ることなく、よりメロディーやパースペクティブといった音楽自体の本質を重視する彼のスタイルは、「ロマン主義」という言葉で言い表せるような気がする。
今回もお薦めです！(VENTO AZUL)

IGOR GEHENOT (p)
PHILIPPE AERTS (b)
TEUN VERBRUGGEN (ds)

1.Crush
2.Santiago
3.Prémices
4.Interlude
5.Jaws Dream
6.Back Country
7.Song from Eden
8.Ô Lac
9.Deep unseen
10.In the wee small hours of the morning (Mann-Hilliard)
2014年作品
試聴もここで可能です！
ituneでのIGOR GEHENOT TRIO の試聴

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