アントニオ・ザンブリーニ久々のピアノトリオ作品は、「青い影」で有名なグループ、プロコル・ハルムの楽曲に焦点を当てた作品。オルガンの響きが印象的だった名曲の数々が、スリリングなピアノ・ジャズとして生まれ変わっています。

ゲイリー・バートンに追従する最大の存在と言われているアンドレア・ダルベッコの最新作。ステファン・ベルモンドのトランペットと、アンドレアの情熱的なビブラフォンが新たなアイデンティティを生み出しています。

クラシック畑のベース奏者ロベルト・マテイが、ビル・エバンスのピアノに感動してジャズに興味を持ち、やがてクラシックとジャズを融合したグループを構想して出来た作品。エバンスが遺した名曲名演が、見事なストリングス・アンサンブルで再現されていきます。

リリシズムあふれるピアノ・タッチと多彩なハーモニーで人気急上昇中のロザリオ・ディ・ローサの新作。ピアノという楽器の美点を引き出すことに集中しているかのようなプレイはではさらにスケールを増しています！

ハーモニカの名手マックス･デ･アロエと鬼才ピアニスト、B・キャロザーズとのデュオ作品。村上春樹の小説に感銘を受け、オリジナル曲を作曲、叙情的な世界とちょっと風変りでストレンジな世界が巧みに入り混じった春樹ワールドが二人のデュオによって描かています。

イタリア･ギター界の神童と呼ばれたマルコ･ジオコリの最新アルバム。テクニックに磨きをかけ、風格を感じさせるプレイを披露。トム･ハレルも至高のプレイでハイセンスなジャズに浸れる一作。

ピアノ・トリオ・ユニットT.R.E. のサード・アルバム。三者のインタープレイはより進化（深化）したものとなり、ダイナミックな構成力の中に、深い色彩感とデリカシーを巧みに織り交ぜ、ストーリー性に富んだ楽曲をより高い次元で表現することに成功している。

1976年に結成された名門'アマト･ジャズ･トリオ'の新作！近年は前衛色に変わり、よりメロディアスでファンキーな様子が前面に出ています。重量感溢れる本物のピアノ･トリオをお求めの方に、強く推薦！

ヒーリング･ミュージックの世界でも活動する若き才人、ロザリオ･ディ･ローザの最新ジャズ･アルバム。チック･コリアの名盤「ARC」を思わせる、スリリングなインタープレイが圧巻です。

トゥーツ･シールマンスのような繊細でもの哀しい響きが、s素晴しいイタリア・ハーモニカ界の第一人者マックス･デ･アロエが、クラシックの名曲に真正面から取り組んだ意欲作。「トスカ」や「蝶々夫人」などが見事に哀愁あるジャズになっています。

音楽雑誌でも「イタリアが生んだ今日最高のジャズ･ギタリスト」と賞賛されている逸材がアレッシオ･メンコーニンの2007年ギター・トリオ作品。ニーノ･ロータの名曲をカバーした5曲目も絶品!

「ヨーロッパのゲイリー･バートン」ことアンドレア･ダルベッコの初期のゲイリー･バートンが得意としていたベース、ドラムスとのトリオ編成を中心にした1枚。流れるようにリリカルなプレイを展開するアンドレアは本当に魅力的です

ダド・モローニとのデュオ作品の予約好調のトム・ハレルが同時期録音した、コンボ作品。ヴィブラフォンやストリングスを上手く使っており、トム・ハレルの静かに燃え続ける青白い炎のようなトランペットの音色が、浮き上がるようなアレンジが秀逸です。

イタリアの抒情派ピアニスト,Fausto Ferraiuolo待望のピアノトリオ新作。ファンのハートをがっちり掴んだ抒情派ロマネスク・ピアノが久しぶりに聴けます！

ダド・モローニの陽性の華麗な鍵盤捌きに釣られてか、ここでは最近のリーダー作ではやや内省的な表現が目に付いたトム・ハレルが、非常に開放的で外側に向って奔放なアドリブを繰り広げています。お互いの音楽性が良いように作用したデュオの成功例の1枚と言えます。

代イタリアテナー、三羽烏と名づけているうちの1人、MAX IONATAの2003年ワンホーンアルバム

レア本掲載のファブリッツィオ・ボッソ参加でも有名な人気作品。内容が良いのは勿論です。

同レーベルからの前作「Songs」でもクリスタルガラスが放つ眩い光を思わせる透明感あるタッチと流麗なフレージングで魅了してくれたMario Zaraの新作です。Privat tales Trioとして既に活動を昨年から開始しているニュートリオ。

1961年生まれ、イタリアのピアニスト、マリオ・ゾラのデビュー作品。そこはかとない抒情派タッチから生まれる牧歌的な雰囲気のある作品に仕上がりました。