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PKO RECORD PKO029
何を隠そう、ピアニストの名前をみれば、あのLARRY FULLERの名前が。
あのJEFF HAMILTON黄金のトリオのあのピアニストがフィーチャーされています。
もう・・・それはそれはご機嫌な作品。
数多いスウィンギーなピアノといえども、ラリー・フラーは別格。無条件？で体が揺れるこの心地よいスウィング感！
オープニングのはストライドでバッキングを決めつつ、右手は王道の4ビート・フレーズが歌いまくりなのです。
ブルージィだけどソフィスティケートされていて、それでいて軟弱にならない、白人ブルーズ・ピアノ・ファンの方には、これ、たまらない、というものですね。
ドラマーがゲストということもあって、リズムの仕掛けも聴き所。
オツなことをバックでやってくれていて好演出が光ります。
1曲でVOがフィーチャーされてますが、その曲も作品の世界にしっくり来てますし、構成力も抜群ですね。
PETE SIERESの1STがお買い上げになられた方は必携のNEW ALBUM登場です。

PETE SIERS(ds)
LARRY FULLER(p)
PAUL KELLER(b)

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