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JAZZLINE N77031
サラ・ヴォーンは、67年録音の『Sassy Swings Again』を最後にMercuryを去り、71年にMainstream と契約するまで正式なレコーディングを残していませんが、その間もライヴ活動は積極的に行っており、その中からは71年のモンタレー・ジャズ・フェスティヴァルでのパフォーマンスなどが後に発掘／リリースされています。
これもその間の未発表ライヴ・パフォーマンスで、1969年にベルリンのフィルハーモニック・ホールで収録されたもの。
バックをつとめているのはこの年行われたサラの初来日公演に同行したジョニー・ヴィース(p)、ガス・マンクーソ(b)、エド・プッチ(ds) の3人ですが、このトリオがサラのバッキング・グループだったのはごく短期間だったようで、他にはこの直後のパリでのライヴ録音しかサラと3人の共演は残されていません。
とはいえ、来日公演やこのCDを聴く限りウタ伴ピアニストとしてのヴィースの腕はなかなかのもので、早いテンポの「Zing, Zing, Zing Went The Strings Of My Heart」でも「By The Time I Get To Phoenix」のよう
な静かなバラードでもサラのヴォーカルにぴったりと寄り添い、彼女からベスト・パフォーマンスを引き出しています。

Sarah Vaughan(vo)
Johnny Veith(p)
Gus Mancuso(b)
Eddy Pucci(ds)

1. Just One Of Those Things
2. Fly Me To The Moon
3. Announcement Sarah Vaughan
4. Love Finds A Way
5. Time After Time
6. Zing Zing Zing Went The Strings Of My Heart
7. By The Time I Get To Phoenix
8. The Sweetest Sound
9. Polka Dots and Moonbeams
10. Day In, Day Out
11. What Now My Love
12. I Had A Ball
Recorded November 9, 1969 at the Philharmonie, Berlin, Germany

5月下旬入荷予定　ご予約承り中です。

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