★Danilo Blaiotta Trio Feat. F・Bosso -A・Succi - S・Carbonelli / The White Nights Suite

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Filibusta Records FR2107
ローマ在住のピアニスト、ダニロ・ブライオッタ(1987年生まれ）のセカンド・アルバム。
ドストエフスキーの初期の傑作「白夜」にインスパイされて書いた11楽章で組曲からなるもの。
ブライオッタは、もともとクラシックの音楽家、ピアニストとしての驚異的な経歴にもかかわらず、イタリアジャズシーンの若い才能の1人として注目されてきた。
ヤコポ・フェラザ(b)バレリオ・ヴァンタッジオ(ds)とのこのトリオは2017年に結成。
アルバム収録曲全11曲中、7曲は、ファブリツィオ・ボッソ(tp)、ステファノ・カルボネッリ(g)アキレ・スッチ(as)がフィーチャーされています。

ダニーロの音楽性において、クラシック音楽、特に 20世紀初頭のロシアのクラシック音楽は、重要な位置を占めており、それ故本作をつくる必然性があったと言えます。
サンクトペテルブルクの通りを主人公の夢想家の散歩を呼び起こす「最初の夜」のチャンバーのような導入の後、2 番目の部分 (The Man in Tails ) で、雰囲気はリズミカルなポイントからより緊迫したものになります。
次のテーマである洗練されたバラードThe Meetingでは、ファブリツィオ・ボッソのトランペットが主役になり、で控えめな叙情性を投入します。
The Third Nightは、作品の中で最もスウィング的でジャズ的なテイストをkん時させ、トリオはセクステットに拡張され、ブライオッタは非常に効果的なソロを展開します。
最後のザ・モーニング（ソロ・ピアノの2分9秒）は、ロマンチックなインスピレーションに満ちています。

Danilo Blaiotta - piano, composition
Jacopo Ferrazza - double bass
Valerio Vantaggio - drums
Fabrizio Bosso - trumpet
Achille Succi - bass clarinet, alto saxophone
Stefano Carbonelli - guitar

1. First Night/St. Petersburg
2. The Man In Tails
3. The Meeting
4. Second Night/The Dreamer
5. Nasten'Ka
6. The Letter
7. Third Night/The Waiting
8. The Answer
9. Intro
10. Fourth Night/The Idyll
11. The Morning
Recorded In April 2021

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