販売価格 2,650円(内税) 購入数

FB00012
この作品、春先に一枚だけ入荷して後は全く入荷しなかった作品。
発売が1991年の自主制作盤なので、よく再入荷したと思います。
DUG BROWNは、ウィスコンシン州のジャズピアニストで、ウィスコンシン州というとジャズ度が非常に薄い州という認識があるのだけど、調べてみて当ショップで扱っている作品もDAN DANCEやJUDY LEWISのピアノトリオ作品ぐらいなのが分りました。
そんな田舎の（言葉が悪いが）ローカルなジャズなので、朴訥とした飾らない、それでいて暖かなものを感じる詩情豊かな演奏が綴られるといった印象です。
ペラ1枚のインナースリーブの裏に、ダグ・ブラウンの写真が載っているのだけどいかにも田舎の気さくなアンちゃん風で、笑ってしまいます。（失礼）
全曲、オリジナルの意欲作で、3〜4曲目にかけて最初のピークがやって来ます。
アメリカの田舎町の夕暮れ時が目に浮かぶような写実的なタッチの3曲目、ラテン風味が効いた小気味良い4曲目。
決して大向こうをはるプレイではないのだけど、きちんと自分の歌を歌っていて的確に表現しているので、ダグ・ブラウンの音楽性がバッチリと伝わってきます。
インティメイトで、軽快なノリと自然派志向というかカントリーテイストというか、木の質感の温もりを同時に感じさせる点は、モーズ・アリソンを思い出してしまいました。
いいピアニストです。

DOUG BROWN(p)
HARTMUT WEITHE(ds)
JEFF ECKELS(b)

1. Germannation
2. Monkee
3. Dawn
4. Approaching Tenderness
5. It Will Come To You
6. Melodie du Crouton
7. I Wish I Knew
8. Alone Time
1991年3月17，18日録音　Wisc.

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