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注目作品 Antonio Sanchez & Migration / The Meridian Suite

販売価格 2,200円(内税)
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CAM JAZZ CAMJ7890
今年はアカデミー賞の主要4部門を受賞した作品『バードマン』の音楽を担当した現代最高峰のドラマー、アントニオ・サンチェスが大ヒット作『スリー・タイムズ・スリー』に続き、自らのパーマネントなグループ“マイグレーション”で送り出す新作がこの『メリディアン・スイート』!
本作はサンチェス自身が今の自分にとって最も洗練されていて野心的なもの、と語っていますが、正真正銘文字通りの大作となりました。
本作の原点は2012年のパット・メセニーとのツアーの途中、ミシシッピー州のメリディアンであったとのこと。パット・メセニーとのツアーは連日の旅。
自らの時間は決して充分とは言えず、音楽の断片はホテルでのひと時であったり、空港であったり、飛行機の中で
生まれたものとか。
しかし、そうした中で生まれ、キープされていったアイディアや、音楽は、2014年になって決定的な瞬間を迎えます。
2 年の時を経てもなお、“原点的な音楽に確信を感じたサンチェス”は、その時から作品を創り込んでいったとのこと。
溢れるアイディアは、一気に化学反応を起こしてスパーク!
断片であったパートは絡み合って一つの壮大な物語となりました。
ミニマルな反復するピアノに導かれて幕を開ける音楽は、プログレッシブ・ロックのような先鋭性とジャズ的な即興が刺激し合いながらも、美しいメロディ・フローが、聴くものをノスタルジックな映画の一場面にでも誘うような場面あり。
かと思えば、エレクトロなアプローチで近未来へ一気にトリップしたり、プリミティヴなカオスに迷い込んだり。しかし、それらは、すべてサンチェスの壮大な構想の元に、練られたもの。
ラストはオープニングのピアノ・フレーズがテンポを変えて再登場し、音楽世界はさながら長編小説のように
ドラマを生んでいきます。
一方では、単なる演奏時間の長さを理由に音楽の可能性を制約したくなかったと語り、一つ一つのパートの中では、流れに任せ、音楽に導かれるままに演奏を繰り広げたとのこと。
つまりは、この作品、<<壮大にして緻密な構想>>と、信頼するメンバーと<<瞬間>>を楽しんで相乗効果を生み出した最高峰の結晶と言えましょう。
サンチェス曰く、この作品には作曲家として、アーティストとして、また一人の人間として今のすべてがある、とのこと。
前作からマイグレーションのメンバーに加わったジョン・エスクリート、マット・ブリューワーに加え、新たに、90 年代から頭角を現したシーマス・ブレイクを迎えた、NYの才能が集結した超強靭な布陣!
音楽の新しい一頁を感じさせる重要作品です。(新譜インフォより)

Antonio Sanchez(drums, keyboards and vocals)
Seamus Blake(tenor saxophone, EWI)
John Escreet(piano, fender rhodes),
Matt Brewer(acoustic & electric basses)
Special Guests:
Thana Alexa(vocals)
Adam Rogers(guitars)

1. Grids and Patterns 
2. Imaginary Lines 
3. Channels of Energy
4. Magnetic Currents 
5. Pathways of the Mind
2015年作品

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