マドリッド出身、NYを拠点に活動するピアニスト、マルタ・サンチェス待望の新作。クラシックで培った高度なテクニックと、ジャズの即興能力を併せ持ち、そこにラテンの哀感をふりかけた彼女のサウンド作りは、ジャズに限らず多くのリスナーを魅了することでしょう。21世紀アコースティック・ジャズの充実を伝える1枚。

1986年生まれの俊英テナー、ガブリエル・アマルガントの新作です。今回はアドリア・ピアナのギターをもう１本の管楽器のように使い、さらに色彩感豊かなサウンドを展開。Fresh Sound社長のジョルディ・プジョル氏も「たった一音でノックアウトされた」と語るガブリエルのプレイに酔いしれること間違いなし！

NYタイムズに「すばらしく好印象を与える若手トランペット奏者」と称賛された俊英ジョン・レイモンドの最新作。大ベテランのビリー・ハートが参加！ジャズの伝統的なスイング感とクリエイティブな音作りを共存させながら、アルバム1枚をひとつの組曲のように聴かせてくれます。　

卓越したドラマー、ビニー・スペラッツァの本作品はぐっとトラディショナルに、アメリカ西海岸を代表するジョニー・マンデルの作品集。「いそしぎ」、「MASHのテーマ」という2大名曲を筆頭に、どこまでもメロディアスでスウィンギーなプレイを展開。

1977年スロベニア生まれ、現在NYで活躍しているテナーサックスの鬼才、ユーレ・プカルの最新作。アダム・ロジャースを迎え、従来以上にポップでテクニカルな世界を展開。話題の女流奏者、メリッサ・アルダナの参加も魅力！

世界に飛び出したイスラエル出身のピアニストがYANIV TAUBENHOUSEです。2013年8月にはNY居住。モダン・ジャズ、クラシック、ポスト・ロック等の要素を取り入れた独自の響きは、ピアノによるジャズ表現がまた新たな次元に入ったことを伝えてくれます。

フランスの俊英アルト奏者がブルックリンにおもむき志を同じくするミュージシャンたちと素晴らしいアルバムを作り上げました。メンバー全員が一体となって、スイング感を忘れることなく今日性あふれる新鮮なジャズ・サウンドを創造しています。

フランスの秀英ギタリストが、ウォルター・スミス三世のテナーを迎えて録音したモダンクリエイティブな現代ジャズ作品。スペイシーで浮遊感とクールさが同居するスタイリッシュなコンテンポラリーサウンドが展開されています。

ドイツを拠点に活動するアルト・サックス奏者、ロマン・オットの新作。ローゼンウィンケルとのコンビネーションを継続しながら、前作からさらに一歩も二歩も進んだ音楽世界を繰り広げています。

スペイン出身の俊英ベース奏者ハビエル・モレーノのアルバムは彼にとって一種の勝負作というべきもので、ニューヨーク・ジャズの先端をいくT・マラビーやj・クリーバーとの顔合わせ。大変に高い熱量を持ったパフォーマンスの数々が、アルバム一枚に網羅されています。

新たなステップを踏み出したドラマーのジェフ・デイビスの新作は「コーネリア・ストリート・カフェ」での収録。カーク・ナフキ、オスカー・ノリエガが参加！現代のグリニッチ・ヴィレッジの空気が伝わる聴き応えのある現代NYジャズ作品。

ラッキー・ドッグのデビュー作です。編成こそO・コールマンやS・ロリンズのカルテットと同一ですが、サウンドは新鮮そのもの。オルタナティヴ・ロックやクラブ・ミュージックからの影響が溶け込んだアコースティック・ジャズ!

NYジャズの最先端を支え続ける実力派、デビッド・アンブロジオの新作は、ローレン・スティルマン、ラス・マイズナーとのピアノレス・サックス・トリオによる作品。3人の技がせめぎあう、超ハイテンションなサウンド！

待ち望まれていたMike Baggettaの新作は、J・リグビー、E・オプスビーク、G・シュラーという、彼の音楽を表現する上ではこれ以上望みようがないほどパーフェクトなメンバーでの吹き込み。ニューヨーク・ジャズの真髄！

カナダ出身で、現在はドイツ・ベルリンを拠点に活動しているアルト・サックス奏者Peter van Huffelが、NYジャズ界きっての気鋭であるマイケル・ベイツ、ジェフ・デイビスと組んだ意欲作。

ブルックリン生まれのサックス奏者、ジェイコブ・タイクローの初リーダー作。彼のサックス奏法、作曲、編曲が存分に味わえる内容で色彩感ゆたかなアンサンブルが、彼の明るい未来を感じさせてくれます。

ヨーロッパ・ジャズを代表する歌姫に数えられているカルメ・カネラの新作はジョアン・モネ・トリオとの共演盤。さまざまなジャンルからいい曲を集め、それを独自のジャズに料理する彼女の卓越したセンスに脱帽させられます。

ベース奏者、マックス・ジョンソン率いるジ・インビジブル・トリオ。ドラムスのジブ・ラビッツ、トランペットのカーク・ナフキによるオーソドックスな中に、ギラリと尖鋭的なセンスが光るトランペットトリオ作品。

FSNTデビュー作がNYタイムズの年間ジャズ・アルバムの一枚に選ばれたアルト・サックスの逸材、アーロン・アーウィンの通算第5弾です。ブライアン・ブレイドや、ビル・フリゼールを髣髴とさせる音作りといえばいいでしょうかメロディの美しさと、流麗な音色が融合しています。