ベース奏者、ラリー・グレナディアの兄、トランペット奏者フィル・グレナディアのトリオ作品。スタンダード・ナンバーを素晴らしくインスピレーションに富んだプレイを繰り広げています。ジャズ・トランペットの醍醐味を堪能させてくれる掘り出し物。

NYニューヨーク・ジャズ界の最重要バンドに数えられる、ローレン・スティルマン率いる4人組ユニット“バッド・タッチ”の最新作。サウンドに幅が出て、いっそうエモーショナルでスリリングな演奏が繰り広げられています。

テナー・サックス奏者、ノア・プレミンガーの卓越したアドリブ・プレイが満喫できテナートリオ作品。マーシュ、コールマン、キース等ジャズ・ファンには興味ぶかいナンバーをひねりを加えて次々と快演してゆきます。

スコット・ウェンホルトの新境地! 今回はサックス、ベース、ドラムスとのピアノレス編成。ドン・チェリーと組んでいた頃のオーネット・コールマンやソニー・ロリンズを思わせる硬派な音作りに取り組んでいます。

フラメンコでよく使われる打楽器'カホン'を加えているのが大きな特徴のピアノトリオ、カホン・ジャズ・トリオの作品。ドラムスのブラッシュ・ワークのように響くカホンの音色は、予想以上にピアノやベースと溶け合い、ジャズならではの豊かなスイング感も発散しています。

バルセロナに生まれ育ちの女性ピアニスト、エバ・ノボアの新作は、期待のスペイン人アルト・サックス奏者、ポスト・ペリコ・サンベアートの一番手といわれるエルネスト・アウリニャックを迎え、カルテット編成で録音した作品。

アルメニア生まれの鬼才ピアニスト、バルダン・オブセピアンの新作。アンドレ・マトスのエレクトリック・ギターをフィーチャーしながら、ワイルドな一面もタップリ楽しませてくれます。注目のシンガー、サラ・セルパも3曲に参加！

アルゼンチンとスペインで活動を続けるベーシストDemian Cabaudの2012年ポルトガル録音。美しいハーモニーを持ったエルネスト・ホドスのピアノも大きくフィーチャー　、非常にセンシティヴで滑らかなパフォーマンスが聴けます。

ニューヨークを拠点に活動している話題のピアニスト、セバスチャン･アマンの新作。現代クール･ジャズを推進するサックス奏者オハー･タルマーが参加し、セバスチャンと見事に息の合ったプレイで楽しませてくれるのもポイントです。

アメリカ音楽界の超大物サイ･コールマンの曲に、新たな光を当てた作品。コールマン作のメロディが持つ楽しさ、スイング感はそのままに、ハーモニーやリズムに新機軸を加えながら、実に手ごたえのあるモダン･ジャズへと再構成しています。

ベース・フリークから話題を集めていたデビッド・レッドモンドのデビュー作。豊かな音色、創造力豊かなソロ、乗りのいいベース・ラインが彼の特徴。ジェイソン・リグビー、ビル・キャロザーズ、ケビン・ブラディと、ニューヨーク・ジャズの最先端ばかり。

21世紀版アルト・マドネスの登場！1975年フランスの注目のアルト奏者がGael Horellouのペリコ・サンベアートとのコラボレーション。ハード・バップを愛する二人ならではの世界を味わうことができます。

若手ならではの初々しさと、驚くほど深みのある表現力の共存が魅力のボーカリスト、ナディア・バスルトのデビュー作。気鋭ピアニスト、ロジャー・マスとのコラボレーション。オリジナル曲とスタンダードをバランスよく配置した選曲も魅力的です。

スペイン・ジャズの明日を担う逸材、マルコ・メスキーダのトリオ・アルバムが登場！リーダーとしてFSNTに登場するのは今回が初めて。すべてのセッションを1日で録り終えたあたりからも彼の意気込みがうかがえます。

卓越したベース・テクニックと情熱的な音楽性の持ち主、フアン・パブロ・バルカザール率いるピアノトリオ。マルコ・メスキーダのピアノ、カルロス・ファランガのドラムスと共に、ジャズ・トリオの新時代を開くがごとき鮮烈な演奏を聞かせてくれます。

パリとバルセロナに拠点を置くベースの逸材、ニコラス・モローの最新作は、溢れるアイデアがCD1枚に収まりきらなかったのか、2枚組としてリリース。

カナダ出身のベーシスト、マイケル・ベイツとトロンボーン奏者サミュエル・ブレイザーはがNY在住の精鋭たちと組んだ作品。現代ジャズの刺激的な部分をドキュメント化したような、なんとも痛快なサウンドが繰り広げられています。

FSNT第1弾アーティストであるルイス・ビダルの最新作はマサ・カマグチ、ダビッド・クシルグとのトリオ。旋律の美しさ、陰影に富んだリズムに引き込まれ、3人一丸となって盛り上る白熱のパフォーマンスが続きます。

楽器本来の音色の美しさを最大限に重視したプレイをするレデリック・ボレイの新作。彼が最も力を入れているクインテット編成中心に、ジャズの美しさを探求した一枚。

女性ベーシスト、ジュリア・バジェが、6月、'バルセロナのビレッジ・バンガード'と呼ばれる名門クラブ「ジャンボリー」で録音したライブ作品。今回はゴルカ・ベニーテス、ダビ・キシルグなど、いつもよりさらに豪華な面子が揃え火の出るようなジャズを繰り広げています。