ブライアン・ブレイドを急追する若手ドラマー、フランシスコ・メラ。待望の初リーダー･アルバムにはニューヨーク・オールスターズというべきメンバーがそろいました。ゴリゴリの硬派インプロビゼーションに胸がスカッとします。

イタリア、ノルウェー、デンマークのメンバーからなるグループは、ハードバップからモード・ジャズを土台にした上にイタリアのラテン気質とスカンジナビアの北欧的情緒がブレンドされた個性的なサウンドになっています。

中堅ドラマーAnders Mogensenのヘンリク・フリスク、ゲイリー・トーマスにサックス奏者二人をフィーチャーした硬派なアルバム。

イタリアの鬼才トロンボーン奏者、ジャンカルロ・スキアッフィーニの1992年作品。 モンクへのオマージュとして録音したものであるが、フレッチャー・ヘンダーソンやサンラー、デイブ・ホランドのテイストも感じさせる意欲作。

Peter Madsenに師事した実力派ピアニストDavid Helbockを中心としたピアノトリオの最新録音。歯切れの良いクリアなタッチと、独特の間の取り方、タイム感の面白さに際立ったオリジナリティを感じる個性派です。

ヴァルブ・トロンボーンの第一人者ボブ・ブルックマイヤーとEd Partyka指揮のオーケストラが共演下2000年作品。

アルゼンチンはコルドバ出身のパーカッショニスト、ドラマー、ミニノ・ガライ率いるロス・タンボーレス・デル・スールの2003年デビュー作。 シーン隆盛を予感させる南米アルゼンチン・ジャズ・シーンが誇るドラム / パーカッションの華麗なる実力者の力作。

英国の新しいヴァイブスのスターであるジム・ハートが2013年吹き込んだトリオ作品。 バッハのような対位法主義、ライヒのようなミニマリズム、西洋のロック快楽主義と東洋の儀礼的な内省があり、ベースとドラムはこれらの折衷的及び効果的にサポートし、バイブがテーマを明確に表現します。

イタリアのABEAT RECORDSよりMatteo Addabboの2016年オルガン・トリオ。 ジミー・スミス、ジャック・マクダフ、ラリー・ヤングといったアメリカのオルガニストの影響を受けた、伝統的なジャズサウンドをハモンドオルガンで再現したいという思いから誕生しました。 マッテオ・アダボのこのアルバムには、ピエロ・ピッチオーニやピエロ・ウミリアーニ的な影響も感じられるところがイタリアらしい。

BAb は、2006 年末にアルフォンス・カラスコサの音頭のもと誕生しビッグバンド。、 オリジナルおよびカバー曲をビッグバンド編成で解釈することを目的としています。 BAb は、スペイン・ジャズシーンの偉大なソロイストで構成。オーケストラが提供する大きな可能性と創造的な自由を追求した一枚です。

ドラマー、ステファノ・バニョーリがアルトサックスをフロントに立てた、ピアノレスのスインギーなトリオ盤。 渋くなりがちなこの編成にあって、タイトル通り若々しく瑞々しい音色が、かえってピアノがないことで浮かび上がってきています。推薦盤！