ピアノのパオロとトランペットのマルコのブリオスキ兄弟のコンボによるイタリアン・ロマンティック・ハードバップ。トーンは温もりがあり、アドリブ・フレーズは洗練されそれでいて刹那的スリルもあるところが非凡です。5曲にボブ・ミンツァーが客演。

イタリアきっての鬼才ピアニスト、ステファーノ・バターリアの新作ピアノトリオ盤。イタリアらしいロマンティシズムとリリシズムの彩られたピアノトリオ作品。

イタリアの独自の立ち位置を持っている名ボーカリスト、アダ・モンテラニコの1996年作品。イタリア語で歌われる彼女のしっとりした歌唱に、つかず離れず鞴のようなラバのトランペットの伴奏が絶品！

アダ・モンテラニコが1993年ジミー・コブ率いるピアノトリオ（ピアノはマッシモ・ファラオ）をバックにスタンダードの名曲を唄った正統派ボーカル作品。78分超えの長尺の収録時間は、まるでジャズクラブで聴いているような気分を味わえます！

イタリアの中堅サックス奏者ミルコ・ゲリーニのワンホーン・カルテット作品。ピアノは、ステファーノ・ボラーニ！数年前にボラーニとともに来日、コンサートを開催している。テナー・ファン、ボラーニのファンは要チェックの一枚！

ステファノ・ボラーニに師事していたというピアニスト、チェサーレ・サルディッコの2002年リリース初リーダー作品。ギターのエンリコ・ブラッコが参加したカルテット作品でイタリアらしい色彩感溢れた作品です。

ウェイン・ショーターに捧げた伊ギタートリオ！彼ら独自の大胆なアレンジが加えられ、ショーターの楽曲のユニークさを上手くあぶりだしているオリジナリティー豊かなギタートリオ作品

マドリッド生まれ現在スイスを活動拠点にしているMarcos Jimenezの2004年作品。

スペイン出身のピアニスト、マルコ・ヒメネス1999年録音トリオ作品。 MARCOS JIMENEZの2000年トリオ作。こちらはスタンダード、ジャズオリジナル、自作をバランスよく織り交ぜての全10曲。 ヒメネスの原点にあたる作品です。

ファブリッジオ・ボッソの好敵手現る！その名はアンドレア・サバティーノ。血肉沸き踊るトランペットバトルにアドレナリン噴出！

イタリアの中堅ピアニストDavide Santorsolaが1998年に録音したビル・エヴァンス・トリビュート集。柔らかなハーモニーと端整なタッチで、美しいフレーズを奏でるスタイルは、強烈なインパクトはありませんが日常聴きにはもってこいの作品だといえます。

イタリアを代表するピアニストの一人ギド・マヌサルディの1986年（Tirano）1990年(Milano)のライブと1986年のスタジオ録音を収録した作品。

自然体の肩の力の抜けたマヌサルディの姿を捕らえた好内容作品。とくに変わった仕掛けすることなく、思うが侭にプレイするだけで、充分すぎるぐらい素晴しいのだ。マヌサルディが名ピアニストなのが改めて実感できる1枚。

トリノ出身のテナー奏者エマニュエル・シシのロリンズ・トリビュートもの。ギターを加えたカルテットで、音色といい、フレーズといい相当ロリンズになりきって演奏しており、最後まで圧倒的に楽しませてくれます。

長い間レーベル元、売り切れで入荷していなかったアンドレア・ポッツァのデビュー作にして今のところ最高傑作と言われている本作品がようやく再プレスされて入荷可能になりました。

豊かな声量、幅広い音域でどんなナンバーも歌いこなしてしまうバーバラ・カッシーニの新作は待望のジルベルト・ジルの作品集。堂々たるボーカルを聴かせ、その貫禄はサラ・ボーンの歴史的名盤「アイ・ラブ・ブラジル」を髣髴とさせるものがあります。

若手ギタリストのエマニュエル・バセンティーニのカルテット作品。人ギタリストの王道路線を受け継ぐ、スウィンギーで良く歌うバップティシズム溢れる骨太なプレイが全編に渡って展開。ピアノは、重鎮フランコ・ダンドレア。ギターカルテット快作！

ピアニストのジョバンニ･マッツァリーのレギュラー・クインテット（当時）による快心のライブ盤。スタジオよりボッソとベルザッティの吹きまくりなど、激しさを内包した長尺の自由奔放なアドリブソロが楽しめる内容。

E・ピエラヌンツィとS・バターリアという2大巨匠に師事したというステファーノ・オノラッティ初となるピアノトリオによるリーダーアルバム。スタイルはまさにユーロ・ピアノトリオの王道路線。流麗で美しく、陰影を湛えたピアノは、聴きごたえ抜群です。

隠れた実力派テナー奏者Germano Zengaのテナーカルテット作品。静かにじわじわと燃え上がりながら野太いフレーズを繰り出しながら、音楽性を伴った高度なサックステクニックを披露・・・・是非耳にしてもらいたい伊テナーカルテット作品です。