ベテラン・トランペッター Jim Ketch(tp) の最新録音盤。ストレートアヘッドなハードバップでソウルフルかつスインギーなプレイを満喫できる一作。スタンダードにケニー・ドーハム、ホレス・シルバー・コルトレーン、トム・ハレル、フランク・フォスターのナンバーを選曲。

「No Samba」や「Washington Jazz Ensemble」でお馴染みのいぶし銀のハードバップ・トランペッター、アレン・ハウザーの2004年作品。オールドスクールと言われようが何と言われようが、この哀愁と歌心に溢れたトランペットは、やはり良いと一人悦に入る深夜2時。

ニュージャージーで活躍している女性ピアニストBetty Liste の最新作。地元のクラブに出演している仲間との折り目正しくスイングする、歌心に溢れたインティメイトな正調ピアノトリオ作品。

カナダ、オンタリオ州で活躍しているベテラン・ピアニスト、ロン・デイビス久しぶりのピアノトリオ作品。オスカー・ピーターソンやアンドレ・プレヴィンの影響を感じさせるダイナミクスとヴァーチューオシティ溢れるピアニズムは、新作でも健在。

50年代初頭に結成されたスタン・ゲッツ・クインテットのメンバーだったアル・へイグ、ジミー・レイニーの再開セッション。脂ののっている2人の円熟したプレイのやりとりは、今聴いても全く素晴らしいの一言。

NYで活躍する日本人ギタリスト、高免信喜(たかめん のぶき)が、2009年7月 NYのジャズクラブ「Iridium」に出演した時のライブ作品。ギター・ファンは要チェックの一枚！

アート・ペッパー、ジェームズ・ムーディー、ジョー・パス、メイナード・ファーガソン等錚々たる顔ぶれとの共演経験があるベテラン・ピアニスト、デビッド・ミラーの5枚目となるアルバム。

MAX JAZZから作品をリリースしてきた黒人女性ボーカリスト、ルネ・マリーの新作が、Motema Musicからリリース！19〜21世紀にかけてアメリカが生んだ数々の名曲を、ピアノトリオをバックにしっとりとシックに聴かせる女性ヴォーカル作品。

NY在住のベーシスト、アレキシス・カラガド待望の新作。P・サンビートとL・スティルマン、A・コーエン、B・シェピック等・・現代NYを代表する最強とも言える布陣で構成されたモダン・クリエイティブ・ブルックリンン・サウンド！

女性ピアニストLynne Arrialeの新作は6曲のオリジナル以外に、ストーンズ、ビートルズ、ナイン･インチ･ネイルズ(!)、スティングのカバーにも挑んだ内容が興味深い。それらの曲が持つ独特の味わいを自分のスタイルの中で消化してみせる。

ブルッリン界隈で活躍しているドラマー、コリン・ストラナハンの4枚目は、若手3人で新たに結成されたピアノトリオによるアルバム。

2002年結成以来、現代屈指のピアノトリオとの呼び声の高いPilc Moutin Hoenig の作品。自由度、引き出しの多さを有しつつ、トリオ3人の結束力、インタープレイを重視し、知的にコントロールされている側面もみせる多面的多層的音楽性を持つスーパー・トリオ。　

シカゴのトランペッター、COREY WILKESの最新作が登場！2010年5月にシカゴの伝説的ライブハウス、Velvet Loungeでのマイルスに捧げられたライブ・アルバム。60年代後半のマイルス・サウンドのを色濃く反映しつつも独自の視点で構築された完成度の高いサウンドが聴ける一枚。

ハリー・ベラフォンテのバックで長い間ピアノを弾いていたNYのベテラン・ピアニスト、マーク・アーウィンの自主制作CD-R。グループ名Urbnergy”としてのセカンド・アルバム。ベテランならではの緩急自在で、快適な演奏が楽しめるピアノトリオ作品。

女流フルーティスト、ホリー・ホフマンとベテラン・ピアニスト、マイク・ウォッフォードの双頭名義によるCapri Records第2作目。2曲目では、テレル・スタッフォードがフィーチャーされる。

ベネズヘラのヴィブラフォン奏者Alfredo Naranjo のカルテット作品。南米音楽ぽさは、ほとんどなくパット・メセニーやミック・グッドリックが在籍していた頃のECM時代のゲイリー・バートンの作品を思い浮かべたら感じが分かってもらえるだろうか？

フランスの女性ヴォーカリスト、Clotilde Rullaudの最新作。冒頭は柔らかなピアノの旋律から始まる『Waltz for Debby』〜『La Noyee』へと運ぶ軽やかさが一気に聴いている人をこの作品へ引き込んでくれる。

メキシコ出身のピアニスト、ディエゴ・ラミレスの新作は、ミッシェル・ルグラン作品集。美しいメロディーのルグランの楽曲群が、ラミレスの流麗で活力のあるピアノによって華麗にプレイされていきます。

コロラド州デンバーを拠点に活躍しているピアニストSteve Dennyのデビュー作品。自身のオリジナル中心の作品となっていますが、淡いリリシズムを感じさせる楽曲が多く、抒情派スタイルのプレイを引き立てています。マイナー・ピアノトリオの快作としてお薦め！

この作品、品番なし、バーコードなしの最初から秘蔵ぽい雰囲気を漂わせているピアノトリオ。まだ20代だと思われるジーザス・フェルナンデス率いる作品で、ヨーロッパのピアノトリオに通ずる、メロディアスで耽美的なテイストを感じさせる。