ウェストコーストで50年代から活躍している白いバド・パウエルの異名を持つ名手クロード・ウィリアムソンがハワード・ロバーツ、レッド・ミッチェル、スタン・レヴィの鉄壁のカルテットで録音したジェリー・マリガン作品集。

白人モダン・ジャズ・プレイヤーの中で最も人気のある二人が共演した初めての録音盤。ハリウッドに当時あったジャズクラブ「へイグ」でのライブ録音。

「バード・イン・パリ」と同時期のこちらはジャズクラブ「CHAT QUI PECHE」での熱気溢れたライブ録音。雰囲気抜群のジャケットからは、今にも音が聴こえてきそうです！

ウェストコーストの人気テナー奏者ボブ・クーパーが1990年カルテットで録音したワンホーンもの。録音当時既に好好爺の面持ちのクーパーですが、プレイはまったく錆ついていません。安心して聴きとおせる大人のジャズ作品。

この作品は、北欧の貴公子ヤン・ラングレンをピアニストに迎え、それにインスパイアされたカンドリが往年の輝きを取り戻した思う存分自身のラッパを歌わせたワンホーンの快作となりました。

ATLANTIC盤「Nobody Else But Me」でお馴染みのボーカリスト、ベティ・ベネットが1990年久しぶりに発表した作品で、マンデル・ロウ、ジョージ・ケイブルス等の好サポートと相俟って、素晴らしいジャズボーカル作品となっています。

祝･歌手生活50周年!永遠の歌姫スー･レイニーのドリス･デイ･トリビュート作品。スモーキーでエモーショナルな歌唱は、さわやかでキュートなドリスとひと味もふた味も違いますが、尊敬の念が伝わってき大人の女性らしい熟成されたボーカルの世界がひろがります。

かなりの過小評価されたいるトリスターノ派のピアニスト、ロニー・ボールがSavoyで残したリーダー作に、ボーナス・トラックとして、リー・コニッツ、ウォーン・マーシュ、テッド・ブラウンなどが他レーベルで残したリーダー録音を10曲追加した徳用盤。

ブルース・フィーリングの表出に長けたピアニスト、フィニアス・ニューボーン・ジュニアがルーレットで残した2作「ピアノ・ポートレイツ・バイ・フィニアス・ニューボーン」と「アイ・ラブ・ア・ピアノ」をカップリングした作品。

本作はブロードウェイ・ミュージカル「GYPSY｣で使用された曲をハーブ・ゲラーがジャズ・バージョンとしてアレンジし演奏したアルバム。サド・ジョーンズやスコット・ラファロ等と共に、’ジャズ’という角度からの新しいアプローチに挑戦しています。

このアルバムは1959年、Five Spotで行われたライブ音源。数多くのライブを行ってきたFive Spotにおいて最も’異例’と言われているライブのものです。実は当日まで誰とも連絡が取れず、ほとんどリハーサルなしで、作り上げられたライブなのです。

マイルスが最も愛したジャズ・シンガーの一人がシャーリー・ホーン。90年代にバーブから数多くの傑作を発表したホーンですが、このCDには彼女の最初期にあたる吹き込みを収録。バーブ録音の枯淡の境地とはまた一味違う、颯爽としたピアノ弾き語りを楽しむことができます。

ジーン・クイルの希少な単独リーダー・アルバムが復刻。当時最高のトロンボーン奏者3人が結集。ウッズの陰に隠れがちなクイルの魅力を現代に伝えると共に、50年代ニューヨーク・ジャズの奥深さも伝えてくれる見事な内容。

クラーク・テリーがポップス系のレーベルに残した2作品「More」と「Tread Ye Lightly」のカップリング。ハッピー・ホーンと呼ばれた陽気なプレイで、スタンダード・ナンバーやボサ・ノバ・タッチの曲を楽しませてくれます。ベン・ウェブスター参加。

チコ・ハミルトンが認めた天才ピアニストフレディ・ギャンブレルの貴重な録音「Chico Hamilton Trio Introducing Freddie Gambrell」とフレディにとってのリーダー作第2弾となる「Freddie Gambrell Piano / Ben Tucker Bass」をカップリングしたお徳用盤。

バディ･コレットがチコ･ハミルトン･クインテット脱退直後に結成したグループ’スインギン･シェファーズ’による2作品「Buddy Colette’s Swinging Shepherds」、「Swinging Shepherds At The Cinema」のカップリング。

長く廃盤だった「Woman Talk」と「Live & Wailing」の2イン1CDで、いずれもニューヨークの有名ジャズ・クラブでの収録。女ざかりのカーメンの歌声が、これ以上ないほど理想的なセッティングの中で楽しめます。

ランディ・ウェストンのレア・アイテムが遂に世界初CD化！1959年当時流行していた同名ミュージカルの曲を、ウェストンが4本のトロンボーンをフィーチャーして録音したもの。エルビン･ジョーンズのドラムスも快調で、文字通りのコレクターズ・アイテムといえましょう。