2019年デビュー作”NN Song”絶賛されたロシアのピアニスト、エフゲニー・ポノマレフ待望のセカンドアルバム。結成して4年になる彼のカルテットはサンクトペテルブルクとモスクワの様々な会場やフェスティバルで演奏しており、実績を積み上げている。 新作は、カルテットの優れたインターアクションとポノマレフの繊細でまとまりのある作曲能力が秀でています。

ベネズエラ生まれ、NYで活躍しているピアニスト、ベニート・ゴンザレスの5枚目となるリーダーアルバム。ベースはクリスチャン・マクブライド、エシエット・オコン・エシエット、ドラムスはジェフ・“テイン”・ワッツ、ロシアの新星、サーシャ・マシン、トランペットはニコラス・ペイトン、ジョシュ・エヴァンスという素晴らしいメンバーによる演奏が展開される。 推進力のあるパルスとアフロ・ラテンパーカッシブなドライブ感に満ち溢れたストレートアヘッドなジャズが満喫できるスカッとする一枚！

露のアルトサックス奏者ジェンヤ・ストリガレフとギタリストのフェデリコ・ダネマンのカルテット作品。リズム陣には、NYで最も忙しい二人、ルケイ・カーティス(b)とオーブド・カルベアー(ds)が参加！このアルバムには、心の状態のさまざまなスペクトル（平静、活発、思慮深い、ロマンチック、エネルギッシュ、リラックス、集中などなど）が音楽で表現されている。

イゴール・ブットマンのバンドに在籍していたモスクワを拠点とするドラマー、サーシャ・マーシンのデビューアルバム。 NYで大活躍しているトランペッター、アレックス・シピアジン、今回リーダー作をご紹介しているアルトサックス奏者ジェンヤ・ストリガレフら、サーシャ・マーシンと長年交流のあるトップミュージシャンが参加！ 3曲にロザリオ・ジュリアーニ(as)も参加しています。 現代NYジャズとなんら遜色のない現在進行形のサウンドが素晴らしい！

ベーシストの二人、マカル・ノヴィコフとダリア・チェルナコワを中心に展開したアルバムタイトル”Stereobass”の通り、2ベースで展開されるジャズアルバム。女性ヴォーカリスト、ヒスケ・オーステルワイクの思慮深いヴォーカルをフィーチャーしたハイブリッドでオルタナティブ、ジャズビヨンドなオリジナリティーに富んだ作品です。

モスクワの19歳の若き天才アルトサックス奏者Makar Kashitsynのデビューアルバム。 NYから二人のミュージシャン（チャド・レフコヴィッツ・ブラウン(ts)とジョシュ・エヴァンス(tp)とロシア側から4人のミュージシャン（「ロシアのジョン・スコフィールド」と言われているギタリスト、アレクセイ・ポルバブキン、プロデューサーも担当したドラマー、サーシャ・マシン、ベーシストのマカル・ノビコフ、ベテランのピアニスト、アレクセイ・ポディムキン）が参加。 彼の才能を素晴らしいサポートで盛り立てています。

リオ作品。 彼のオリジナル6曲が収録。 このアルバムには、シヴツォフの明確なビジョンを示されています。 ヨーロッパのクラシック音楽と20世紀ジャズジャイアンツによるジャズピアノの語彙を包括的に楽曲とプレイに投影した意欲作となっています。

NY在住のロシア人テナーサックス奏者アザット・バヤジトフのセカンドアルバム。 アダム・ロジャース(g)、 デビッド・キコスキ(p)、ボリス・コズロフ(b)、サンヴェル・サルキシャン(ds)という素晴らしいメンバーで録音に挑んだ注目作。 全曲彼のオリジナル。 マイケル・ブレッカー~クリス・ポッターあたりに通じる現代テナーの自由な想像力、非凡なテクニック、鮮やかで情熱的なストーリーを味わえる逸品。

サンクトペテルブルク出身のドラマー、サーシャ・マシン率いる3菅セクステットによるハードバップ&モードな内容のデビューアルバム。 グループにはジョシュ・エバンス(tp)、ロサリオ・ジュリアーニ(as)、ドミトリー・モスパン(ts)、ベニート・ゴンザレス(p)、マカール・ノビコフ(b)が参加！メンバー各々の熱くエネルギッシュなアドリブソロとコルトレーンや60年代ブルーノートを思わせる楽曲が楽しめる隠れた良盤となっています。

ロシアのサックス奏者ジェニア・ストリガレフと英国ドラマージェイミー・マレイの双頭プロジェクト。 ブレイクビート、東欧のフォーク、フリージャズの要素を取り入れており、ジョン・ゾーン、デヴィッド・ボウイ、ザック・ヒル、マイルス・デイヴィスなど、幅広い分野からの影響を想起させる。 ゲストにフランスのベーシストティム・ルフェーブル(デヴィッド・ボウイのラストレコーディング、ダニー・マッキャスリン)参加。

アリゾナ州とLAを拠点に活動するキーボーディスト、レイチェル・エックロスの通算3作目、レイニーデイズでの第1作。パンデミックの間、エックロスとパートナーのルフェーヴルは、一緒に作曲したり演奏する時間を得た。 アリゾナ州の自宅で、お互いの表現を掘り下げ、デュオ・サウンドの開発を始めたことが本作につながっている。 メインの楽器はピアノだが、今作ではProphet6を多用。ミニムーグなどシンセサイザーサウンドによる前衛的な作曲とゲストアーティストとのコラボレーション、奔放な即興を披露している。