イタリアの職人気質の3人が集まったピアノトリオアルバム。フランチーニのピアノはとてもはっきりしていて、フレーズもわかり易いので、ビギナー向けにもオススメ。

アダ・モンテラニコが1993年ジミー・コブ率いるピアノトリオ（ピアノはマッシモ・ファラオ）をバックにスタンダードの名曲を唄った正統派ボーカル作品。78分超えの長尺の収録時間は、まるでジャズクラブで聴いているような気分を味わえます！

イタリアの独自の立ち位置を持っている名ボーカリスト、アダ・モンテラニコの1996年作品。イタリア語で歌われる彼女のしっとりした歌唱に、つかず離れず鞴のようなラバのトランペットの伴奏が絶品！

イタリアきっての鬼才ピアニスト、ステファーノ・バターリアの新作ピアノトリオ盤。イタリアらしいロマンティシズムとリリシズムの彩られたピアノトリオ作品。

1分前後の「ラジオ・スポット」が終わると、クインテットの演奏が交互に現れるという不思議な構成の不思議なアルバム。演奏は最高で、曲良し、技術良し、気合良し。バーガンジとアンブロゼッティは特に素晴らしい。

ファブリィツォ・ボッソの記念すべき初録音。ファブリィツォ・ボッソはアルトサックスのパオロ・ポルタ（1968年トリノ生まれ）と組んで1994年の「Summetime in Jazz」の新人ベスト・グループ賞に見事優勝。ボッソの輝かしいサクセスストーリーは、全てここから始まったのです

リカルド・アリギーニ・トリオによるアントニオ・カルロス・ジョビン・プロジェクトの第4弾です。ジョビン集といっても、ニューオリンズ風のリズムによる(2)もあったり、(6)は12分を越える熱演だったりと、結構メリハリのついた内容に仕上がっています。

ジャズ華やかなりし頃を彷彿とさせる、純正ストレートアヘッドな3管編成ハードバップ・セクステット・ジャズ。各人のソロも、たっぷりとフィーチャーされ、フロント3管の厚みのある柔らかなハーモニーが心地よい好盤。

言わずと知れた80年代後期にダンドレアが録音した名盤。MOONKSとびジャズ文庫本でも紹介。入手難作品だけに見つけた時が買いの作品。

イタリアに新鋭サックス奏者アントニオ・ガルッチ(1979年生まれ）のワンホーン・カルテットによる初リーダー作。ダニエル・スカナピエコやマックス・イオナータに続く新たなタレントとして要チェックの正統派テナー奏者の登場です。

1994年からドイツを拠点に活動を続ける新進気鋭のピアニスト,ミケランジェロ･マザリの聴き応えのある豪快&強力ピアノ･トリオの登場。70年代初頭のM･タイナーを思わせる力強いイントロと、クラブ系にもアピールしそうなグルーブ感がたまりません。

ジョバンニ・マッツアリーノ2001年トリオでのリーダー作。スティーブ・スワロウ、アダム・ナスバウムという豪華キャスト。可憐で都会的、ロマンティックな曲良し、演奏良しの極上のアルバムとなっています。

イタリアのドラマーGiorgio Diaferia がお気に入りのミュージシャンを呼び集めて録音したセッション作品。ピアノには、パオロ・ビッロ、テナーにはグロスマン系のボブ・ボニソロとスイング派のアメリカのベテラン奏者ハル・ステインが名を連ねているのが面白い。

パオロ・フレズ25歳になったばかりの頃の1986年録音盤。デイブ・リーブマンが参加。フリューゲルホーンの暖かな音色、トランペットで表現されるリリシズム。すでに'パオロ節'が開花しています。(

ホーンセクションが厚いグループをベーシストのピノ・サルスティが率いて、全曲オリジナルで構成された1997年発売の掘り起こし作。キャッチーなメロディーをもつモーダル主体な楽曲も良いし、コクとキレに富んだ演奏も、素晴らしい。

伊コンテンポラリー・サックス界のマエストロとして揺るぎない地位を確立する、エマヌエーレ・チーズィ（ピエモンテ州トリノ出身、1964年生まれ）と人気ピアニスト、パオロ・ビッロが繰り広げた滋味溢れる吟醸デュオ作品。

イタリアの人気ピアニスト、パオロ・ビッロとヴィブラフォン奏者、アレサンドロ・ディ・プッチオらによるカルテット作品。選曲もこだわりの曲ばかりでバド・パウエル・デューク・エリントンなどの曲を取り上げセンスもばっちりのアダルトな1枚に仕上がってます。

イタリアのトランペットの隠れた名手Fulvio Chiara の2000年録音掘り起こし。取り上げている楽曲からも推し量れるように、晩年のチェット・ベイカーを思わせるリリカルな吹奏が、なかなか聴かせます。

イタリアの”Cut Four”という4人組男性コーラスグループによる1998年作品。お馴染みのスタンダードやジャズメン・オリジナルを都会的で洗練されたハーモニーで歌いあげており、軽く部屋で流すのに最高です。

ピアノのパオロとトランペットのマルコのブリオスキ兄弟のコンボによるイタリアン・ロマンティック・ハードバップ。トーンは温もりがあり、アドリブ・フレーズは洗練されそれでいて刹那的スリルもあるところが非凡です。5曲にボブ・ミンツァーが客演。