実力派ドラマー、Peter Preibisch率いるピーターズ・プレイステーションの新作。即興を重視しながらも、狭い意味のジャズにとらわれない奔放な音作りが特徴で、まるで架空のロード・ムービーのような音作りを繰り広げています。

ボサノバ、サンバのフィールドだけではなく、リアル・ジャズ路線でも高い評価を集めるサックス奏者IDRISS BOUDRIOUAの新作。アルト・サックスとテナー・サックスを中心に演奏し、とくにバラードは天下一品。

シカゴ中心に活躍している新鋭アルト奏者ショーン・マックスウェルの最新アルバム。ケニー・ギャレットやスティーブ・スレイグルのような倍音成分の豊かな突き抜けるような音色が魅力のプレイヤーで、ステイリッシュなポスト・バップ作品となっています。

ウルグアイ出身、現在はベルリンに居を構える若き俊英ドラマーDiego Pineraの初リーダー・アルバム。ストレート・アヘッドを軸にしながら、コンテンポラリーな色彩と、ラテン色を隠し味にしたオリジナル作品を、白熱したコラボレーションで聴かせてくれる快作。

Philologyでは1作ごとに様々な趣向で楽しませてくれウッズですが、今回は文字通りのソロ・アルバム。アルト・サックスはもちろんのこと、ピアノやボーカルまで駆使しながら、100%のフィル・ウッズ・ワールドを繰り広げています。

イタリアのベテラン弾き語りピアニスト、ローラ・フェデーレの新作。リリカルなピアノ、暖かみのある歌声、ブルース・フィーリングに富んだ彼女の歌が満喫できるバラエティに富んだ作品に仕上がっています。

美しい音色と的確なサポートで注目されたベース奏者、Arne Huberの力作。ピアノは、Rainer Bohm、サックスは、Domenic Landolfと実力派が参加したレギュラー・バンドで、ニューヨーク・ブルックリンに赴いて録音されています。

イタリアのピアニストStefano Battagliaは、神話や伝説で知られる場所を本作において称賛、自意識の高い近代性は一切排除したオリジナルの新曲を用いてトリオで録音した。

ヴィブラフォン奏者Flip Philipp とドラマーKlemens Marktlの双頭グループによる新作。

トニー賞受賞歴を誇るミュージカル女優として、ボーカリストとして脚光を浴びる Lea Salonga の新作！圧倒的な歌唱力で、ジャズスタンダードから、ミュージカルナンバー、ディズニーからポピュラーソングまでを華やかに歌い上げる極上ボーカル作品。

意欲的な活動を続ける女性シンガー、ララ・イアコビーニの新作です。歌声がこのうえなくキュートで、ウィスパー風ボイスからソウルフルな歌唱まで、いろんなスタイルで歌いこなせるのも強みです。ビブラフォンを生かした伴奏もポップ！

1970年代以降のエレクトリック系ジャズの歴史を、アコースティック楽器で再生しているようなユニークな音作りが、FVLカルテットの特徴です。ウェザー・リポートの「エレガント・ピープル」を思わせる(1)から、多彩なサウンドが次から次へと続きます。

ブラジルで今最もクオリティーの高いジャズ・パフォーマンスを繰り広げる実力派トリオのセカンド･アルバム。ソリストとしてのキャリアを高め、再びシンクロする3者が織り成す絶品ジャズ・ブラジリアン。

ベテランドラマー Mimi Verderame 率いるクインテットの最新録音盤。馬の嘶きの如く操られるトランペット、ふくよかな音色のサックス、転がるピアノなどメンバーそれぞれの節回しは王道をいっているようで存在感がありどこか独特。

黒人正統派トランペッターAnsyn Banksの初リーダー・アルバム。マイルス、F・ハバード、L・モーガン、C・ブラウン、C・テリー等彼が敬愛するジャズ・ジャイアンツへのオマージュとなっており、フレッシュなバップが楽しめます。

メルボルンを中心に活動しているピアニスト、ダニエル・ガシンがオーストラリアの一流ミュージシャンを迎えた新たなバンド編成で奏でる最新作をリリース！オリジナルナンバー10曲が収録されており、彼の持ち味である叙情的なメロディーが散りばめられている。

アルゼンチン出身の新鋭ギタリストAle Demogli のギター・トリオ・アルバム。勢いに溢れ、スムースなフィンガリングと、起伏の富んだフレージングは、聴きごたえアリ。

ベテラン・ギタリスト、ジョン・ベイシルが放つ自己との対話。以前ビル・エバンズの“Conversations with Myself”を聴いてインスピレーションを得た企画であり、ようやく実現したもの。

フィンランドの新鋭サックス奏者Teemu Takanenのデビュー作品。グルービーな感覚と、エクスペリメンタルでコンテンポラリーな要素がバランス良く統合され、それがスタイリッシュに提示されている若い世代ならではの、新感覚ポスト・バップ・サウンドです。

ミネソタ州で活躍しているギタリスト、Joel Shapiraのリーダー・アルバム。ジョエルのパット・マルティーノ路線のギター、ピート・ホワイトマンのリック・マーギッツァを思わせるテナー・・・無名ながら良質でスキルに富んだ作品となっています。