錚々たるジャズ・ジャイアンツ等と共演、録音を数多く残してきた隠れた名ベーシスト、ミッキー・ベースの初リーダー作。チコ・フリーマン、ジョン・ヒックス、ミッキー・タッカー、マイケル・カーヴィン等当時の彼の音楽仲間とともに録音した熱いハードバップ作品。

ボストンで活躍してるテナー奏者William Silvio の初リーダー作。バラードにおけるサブトーンが、少しスタン・ゲッツやデクスターのそれを思わせるもので、いい味出してます。テナー好きには、是非耳にして頂きたい作品！

オルガン・ジャズの定番といえる編成から、あっと驚くようなフレッシュな音を生み出しているのがBHSオルガン・トリオです。ジャズのスイング感、アドリブ重視の姿勢は貫かれているので、モダン・ジャズを好むファンにも受け入れられることでしょう。

ヨーロッパの風土に根付いた独自のジャズを追求していこうというポリシーがある4人組ジャズ・ローカルの作品。バラード良し、ファンク調良し、フォーク・ソング調良しと3拍子揃った実力派グループだけに、どの曲をとっても見事なインタープレイを展開しています。

スイスのパット・メセニーとの異名をとる鬼才ギタリストがラズロ・スピロが、自らのルーツに立ち返った作品。ツィンバロン等、ジャズでは珍しい楽器を用いながら想像力豊かな世界を描き出しています。

マリオ・ロム等とオーストラリア出身のトロンボーン奏者、アドリアン・メアーズによって結成された興味深い新ユニットによる新作。ハード・バップやファンクを基調とした活気溢れるサウンド。

前作「Voice of My Beautiful Country」に続く、ルネ・マリーMotema Music第2弾！ジャズをベースに、ソウル、ブルース、ゴスペルの要素を加味したディープ・ソウルに溢れた説得力ある歌唱は本作でも絶好調。

ミシガン州周辺で活躍中のドラマーFred Knappの最新作は、彼のレギュラー・トリオと6曲にBen Janssonのテナーをフィーチャーしたワンホーン・カルテットでの2部構成。Dave Proulxのファンキー風味の効いた小気味良いピアノも好調！

N.Y. の ヴィヴラフォン奏者 Tim Collins の最新録音盤。厳選された仲間とともに織りなす世界はユニークな化学反応を引き起こし、多彩な発想から生み出されるトータルなサウンドが素晴らしい。

1977年スペイン生まれのアルトサックス奏者がリーダーの、エネルギッシュなワン・ホーン・カルテット作。終始、モーダルな雰囲気の中、燃え上がるようなブローと、それを支えるリズム陣のやりとりが何とも心地よい1枚。5曲に、Perico Sambeatがゲスト参加。

ドイツのジャズ・シーンで注目されているベーシスト、ネジン・ハヴァネシアンが率いるトリオのニュー・アルバム。それぞれの3つの個性である、ベース、ピアノ、ドラムスが結合され1つの音を形成し、やがて“音の渦”となり大きなうねりとなる。

イスラエル出身の俊英ピアニストRoy Assaf のリーダー作。ビバップを基本路線にした次から次へと湧き出でるアイデアに満ち溢れた流れるようなフレージング、引き出しの多いプレイには、あのケニー・バロンも称賛！ロイ・ハーグローブとエリック・アレキサンダーが参加！

ドゥドゥッカ・ダ・フォンセカ、”The Brazilian Trio"以来となるピアノトリオ作品。新鋭ブラジリアン・ジャズ・ピアニスト、ダヴィヂ･フェルドマンをフィーチャー。トニーニョ・オルタの数々のナンバーをプレイした極上のブラジリアン・ピアノトリオ・ジャズ作品。

ドイツの注目すべきピアニスト、作曲家Maria Baptistのピアノトリオ・アルバム。彼女のインプロバイザーとしてのスキルと作曲の能力が見事に発揮されており、メロディーへの憧憬と強力なアドリブが噛み合った独現代ピアノトリオの逸品です。

カナダ在住のベテラン・トランペッター、デイヴ・ネルソンの4枚目となるリーダー・アルバム。ジャボン・ジャクソンはじめ、ジャンルカ・レンジ、ジャコ・パストリアスと共演歴があるピアニスト、ジョン・デイビスら素晴らしいメンバーと共に、2011年11月NYで録音。

テナー･サックス奏者、タビー・ヘイズ、ロニー・スコットの二人がリーダーとなって結成した「The Jazz Couriers」名義で、同レーベルで最後に録音した「THE LAST WORD」が、遂にCDでリリース！

イタリア・ジャズ界テナーの新鋭Andrea Pimazzoni のテナー・トリオによるデビュー作品。トリオという編成により、コード楽器に束縛されない、自由さと豪放さに溢れた、それでいて独りよがりにならない、縦横無尽な演奏が展開。

ノルウェーのトランペット奏者ヘイデン・パウエルのリーダー作。即興性も感じられるヘイデン自身の楽曲をメインにオリジナリティ溢れる名演を繰り広げた作品。音数はシンプルにしかし、独特の世界感のなかで真っ直ぐに伝わってくるトランペットがとても魅力的な1枚。

ドイツの若きサックス奏者 Sebastian Gille のデビュー作。自己を前面に出すのではなくアイデンティティーを凝縮したかのような緻密に構築された一貫性のある音づくり、心の奥深くから丁寧に引き上げられた内省的な美しさが薫り高く響く秀逸な作品。

ジーン・アモンズの(5)、ホレス・シルバーの(8)を取りあげていることからもわかるように、ファンキーでソウルフルな音作りが主体。しかしそこに現代ならではのシャープな感覚、イタリア独特の豊かな歌心が加わって、この4人独特の音作りが生み出されています。