ニューハードと鬼才・佐藤允彦（作編曲/el-p）により呪術的に産み出された、和ジャズ・ビッグバンド・スピリチュアル作品。禍々しく紡がれた重厚かつ暴力的なサウンドが半世紀経過した令和の世に再び解き放たれる！

オリジナル盤は高値で取引されているイタリアを代表する国際的なジャズ・トランペット奏者エンリコ・ラヴァが名門RCAより発表した1975年名作が初リイシュー! ジョヴァンニ・トマッソ、フランコ・ダンドレア、ョン・アバークロンビー、ジャック・ディジョネット、マティアス・ピサーロ、ロドルフォ・メデーロスらイタリア、アメリカ、アルゼンチンで活躍する名ミュージシャン達を迎えてそれぞれ2~3曲を録音しています。

フィンランドの正統派ジャズ・ギタリスト、マティアス・サンドバーグによるセカンドアルバム。 2年ぶりにリリースされた2023年度作品。 全曲彼のオリジナルが収録。 硬質でブルージーなフレージングで、丁寧で瑞々しい演奏が魅力です。

ヨーテボリ生まれのシンガーソングライター、イェンニ・アルムセニウスが人気音楽家ポーヴェル・ラメルの楽曲を歌った注目作。

NYの耳の肥えたジャズファンにも、その実力を大きく評価されているピアニスト、ジェブ・パットンが、ジョン・エリス(ts)、マイク・ロドリゲス(tp)、デビッド・ウォン(b)、クインシー・デイビス(ds)という現代NYを代表するメンバーによるクインテットでクラシックの楽曲をジャズで演奏した意欲作。

フェニックスを拠点に活動するアルトサックス奏者クラーク・ギブソンが、Cellar Music からデビュー。 パット・ビアンキ、ルイス・ナッシュ、ショーン・ジョーンズなどのオールスター・バンドが彼をサポートする注目の一枚！ ハードスウィンギンなスピード感と躍動感にあふれた現代ハードバップ＆モードな正統派作品！

スピリチュアル・ジャズ方面からの新たなファンにも注目されている伝説的なアルトサックス奏者マリオン・ブラウンがエド・クルーガー（トロンボーン）、シギ・ブッシュ（ベース）、スティーヴ・マッコール（ドラム）というカルテットで、1969年4月24日ドイツ、ブレーメンの「クラブ・リラ・ユーレ」で行った音源が未発表曲を追加してCD化！

みずみずしさを失うことなく第一線で活躍を続けている歌手がスー・レイニーの最新作！小編成の伴奏が、キメこまやかな歌声を絶妙に引き立てており、などを多彩なレパートリーを、「スーちゃん」ならではのモダンで洒落た解釈で聴かせてくれます。

シカゴを拠点に活動した名ピアニスト、クリス・アンダーソンのベールを剥がす貴重な1枚。前半9曲は、長く未発表に終わっていたアルバム「My Romance」より。後半8曲は、リアルタイムではデビュー作となった「Inverted Image」より。

レム・ウィンチェスターの全レコーディングを追ったシリーズの最終巻！死の3ヶ月前に吹き込まれたバラード・アルバム「With Feeling」を軸に、オリバー・ネルソンとの共演盤「Nocturne」、そしてエタ・ジョーンズの伴奏を務めたときのセッションがまとめられています。

1940年代から50年代にかけてデトロイト・ジャズシーンを牽引した女性ピアニスト／ヴァイヴ奏者、テリー・ポラードの唯一の幻のアルバムであるベツレヘム盤と、テリー・ギブスやディック・ガルシアのグループに参加した時の録音を1枚のCDにまとめたお徳用盤。 現役ミュージシャンとしての活動期間が短かった彼女のバド・パウエルを彷彿とさせる力強いプレイが聴ける1枚です

テテ・モントリューの「A Tot Jazz」(Concentric 5701-SZL)、「A Tot Jazz 2」(5703-SZL)といえば、ヨーロッパ・ジャズの愛好家の間で定評ある秀作として知られてきた人気盤。 モントリューが1965年、コンセントリックという新興レーベルに残した2枚の名盤を、今回は1枚のCDにまとめた完全復刻。 3ヶ国語による詳しい解説や当時2曲を抜粋して発売されたEP盤のジャケットや、録音時の未発表写真も掲載。

ホレス・シルバー・クインテット在籍中に発表された「Smooth as the Wind」と「A Sure Thing」のカップリング作品で、前者ではベニー・ゴルソンやタッド・ダメロンがアレンジを担当。 クリフォード・ブラウンの名盤「ウィズ・ストリングス」のミッチェル版というべき叙情的な音作りを味わうことができます。

最高傑作「Wilder N’ Wilder…」に、レア・トラックを追加収録した究極の一枚 いぶし銀の名手、ジョー・ワイルダーの偉業を改めて振り返るのに最高のコレクションが登場。(9)以降はアルト・サックス奏者ピート・ブラウンのレア・アイテム「Peter the Great」を丸ごと復刻。 ワイルダーはミュートを多用しながら、主役のブラウンに負けず劣らず魅力的なプレイで存在感をアピールします。

アン・バートンと人気・実力を二分するオランダの歌姫、リタ・ライス(レイズ)。 彼女を語る際に欠かせない名唱の数々が新装CD化されました。 (1)〜(10)は「Jazz Pictures at an Exhibition」と題された1961年の作品から。(11)〜(22)は1960年の「Marriage in Modern Jazz」、ラスト3曲は同年のアンティーブ・ジャズ祭でのライヴより。

ジャズ･テナーの父コールマン･ホーキンスと、炸裂するハイ･ノートで知られる名手ロイ･エルドリッジの双頭クインテットが1957年に残した「Coleman Hawkins & Roy Eldridge at the Opera House」(Verve)の完全版。モダン･ジャズ･カルテットのリズム･セクションをバックにジャズの巨匠2人が見事な掛け合いを演じています。

1920年代から70年代まで続いたデューク･エリントンとジョニー･ホッジスの名コンビが、ブルースをテーマに録音した傑作。一味違うセッティングの中で、エリントンやホッジスが存分にブルース･プレイを披露しています。 しかもこのCDには、ボーナス･トラックとして、エリントン楽団による同年録音の9曲を追加。