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★Abbey Lincoln /Love Having You Around

販売価格 2,200円(内税)
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HIGH NOTE HCD7297
1980年3月11日〜16日にサンフランシスコのキーストン・コーナーで行われたライヴをCD化。
2015年にリリースされた『Sophisticated Abbey』に続く第2弾。
同じ音源からの2作目という背景は、一般的には、微妙なイメージもありますが、本作には、その心配は杞憂といえます。
決してレコーディングに恵まれていなかったこの時期。
ピアニストのフィル・ライトとオランダで録音した作品はリリースされず、アーチー・シェップを迎えた作品もヨーロッパのみでのリリースに留まった時。
しかし、この一週間のアビーは、オーディエンスとも素晴らしい交感あり、その後のコンサート・ブッキングに影響を与えるような高い批評も受けたことも示すように充実したものがありました。
『Sophisticated Abbey』がある種、穏やかな雰囲気のものなら、こちらは、魂の発露が強調されたパフォーマンス。
収録された楽曲には60年代、ブッカー・リトル、エリック・ドルフィーをメンバーとしたマックス・ローチのアンサンブルとの共演が記録されている のような曲も 。
このトラックでは、60年代当時、オリジナルの9節中4節しか歌わなかったポール・ローレンス・ダンバーの詩を、9 節全て歌っていることも注目。
また、のちのアビー・リンカーンズ・スタンダードとなり、自身で歌い続ける他、カサンドラ・ウィルソン、またエスペランサ・スポルディングもカバーすることになった名曲 もスピリチュアルに歌唱。
切々と語るようなその歌は聴く人の心を揺さぶり、つかむものがあります。
スティーヴィー・ワンダーの楽曲を好んでいたというアビーは『Sophisticated Abbey』で収録された 他、も選曲。決してオリジナルのマネに留まることなく自らの刻印を残すのが、彼女の彼女たる所ですが、コルトレーンの もしかり。
魂を込めた歌は、他の追随を許すところなし、という存在感。
これらの歌が、後に続く、黒人シンガーにいかに大きな影響を与えたか、このトラックを聴くと、感じ入ります。
この一週間のとある日には、あのファラオ・サンダースも見に来たとのこと。
朋友フィル・ライトをピアニストに迎えたライヴ・・・最後には、バンドをリスペクトするメンバー紹介も。
その場で、彼女がステージ・ネームでなく、本名を語るところも聴きものとなる、貴重なライヴの記録です。(新譜インフォより)

Abbey Lincoln (vo)
Phil Wright (p)
James Leary or Art Washington (b)
Doug Sides (ds)

1. Talkin’ to the Sun (A. Lincoln)
2. Love Having You Around (S. Wonder / S. Wright)
3. When Malindy Sings (O. Brown, Jr.)
4. Little Girl Blue (R. Rodgers / L. Hart)
5. Driva Man (O. Brown, Jr. / M. Roach)
6. Living room (A. Lincoln / M. Roach)
7. Rainbow (A. Lincoln / M. Liston)
8. Throw It Away (A. Lincoln)
9. Africa (A. Lincoln / J. Coltrane)
10. Closing Remarks
Recorded at The Keystone Korner, San Francisco, CA (11-16, March1980)

9月中旬入荷予定 ご予約承り中です。

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