スウェーデン新世代ジャズマンの最新アルバム！ 「MOSEROBIEの屋台骨」ともいえるベーシストTORBJORN ZETTERBERGの出世作！

ベテランドラマーJerry Granelli がリーダーの1992年録音作品。ケニー・ギャレット、重鎮、ビル・フリゼル、ロベン・フォードら豪華メンバーが参加した1作。揃いも揃ってこれだけの強者たちが集まり、それぞれの才能を光らせながらも見事な駆け引きを披露しています。

闘牛士のトランペッター！？DAVID PASTORの2002年ワンホーン作品。ピアノはブライアン・トレイナーが参加。6曲中4曲において作曲をするなど彼の晩年の才能が溢れんばかりに味わえる佳作です。

ドラマー、ヴィクター・ルイスが全曲オリジナルでいどんだ久々のリーダー・アルバム。フュージョン界でも有名だが、今作はノリのいいアルバム同名曲から始まり、ライヴ感のある演奏は聴き応えがある。アレンジがシャレてる静かに盛り上がる(8)もいい。

ポール・モチアンエレクトリック・ビバップ・バンドの通算4 作目はセロニアス・モンクとバド・パウエルの作品集。　 2 ギター、2 テナーによる独自の音楽性。

Fresh Sound New Talentではすでに馴染みの顔になっているドラマーのジョージ・ロッシーが好サポートしているサックス奏者SEAMUS BLAKEのリーダー作。ベースとドラムの音を重視した重厚な音作りで、不思議な臨場感のあるアルバム。

現代NYカッティング・エッジなメインストリート・ジャズのベーシックな1枚！ これ(1999年)以降の様々なミュージシャンによる作品群が提示してきた新しいマナーで見事に証明されている。 広い音楽性のメロディーに4ビートからラテン、さらにはロック・ビートなど現代のあらゆるジャンルの音楽のリズム・パターンがミクスチャーされて本当の意味での新しいかたちのジャズを提案している。 進化するジャズの胎動がここに。

NYで活躍しているベテラン・トロンボーン奏者ジョン・フェドコック率いるビッグバンド作品。 1997年NY録音。 フェドコックの冴えたアレンジと各プレイヤーの緻密なアンサンブルと活気溢れるアドリブが楽しめる作品です。

N.Y.ラテン・ファン歓喜！ マニアの間で語り継がれる、スーパー・ラテン・ジャズ・セッション「Bronx Horns」の98年作。レパートリーは、ジャズのホレス・シルヴァーの楽曲をラテン・サウンドで聞かせるという切り口で、曲毎にメンバー各々でアレンジを施し、パッションを込めながらも緊迫感のある迫力のアンサンブルが堪能できる希有の逸品。

ストレートアヘッドな白人ジャズ・テナー界に現れた救世主的存在のアレキサンダーが、1997年にシカゴで録音したアルバム。3管コンボで出番は少ないが、一瞬の間隙を縫ってブロウする逞しさは最高。純粋培養された資質が快適に炸裂する明るい作品だ。

Mark Turner(ts)Jeff Ballard(ds)Larry Grenadier(b)の3人によるトリオ・プロジェクト。3人が平等な立場で演奏している。 マンハッタンのクラブにもこの3人で出演し、密かに人気を集めているコンテンポラリーなバンド、FLY。 この作品から出発だが、3人それぞれが人気のプレイヤーだけに今後の発展が期待される。

エリック・レヴィス(b)ジーン・ジャクソン(ds)とのトリオに、サム・ニューサム(ss)ラルフ・ボーエン(b-cl)をフロントに迎えた、オーリン・エヴァンスの「Palmetto」第一弾。基本的なコンセプトとしては、モーダルな演奏だが、ところどころに新感覚を感じさせる新鮮な演奏。 NY臭がより漂うというか、ダークでスリリングな音がここにはあります。

サックスとクラリネット、トロンボーン、フルートなどのハーモニーが凄く美しくかつダイナミックで聴き応えもあり斬新な雰囲気もあるアレクシス・カドラド率いるセクステットアルバム。 アレクシスが小さい頃お気に入りの曲だったという(5)(ベースソロでの演奏)以外はすべて自身のオリジナル曲ですが、それぞれのエピソードが面白いです。

ベルギーの俊英アルトサックス奏者Ben Slujisが、ドラムレスのギター〜ベースのトリオで吹きこんだモダンスインギーな一枚。 オリジナルに、ジョビンの「黒と白のポートレイト」やフィル・マーコウィッツの「スノウビーズ」スタンダード「アローン・トゥゲザー」「ウィッチクラフト」なども選曲。

ジョー・ロヴァーノがジョシア・レッドマンを迎え、2テナーで吹きこんだタイトル通り、テナーサックスのレガシを表現した意欲作。 二人のスタイルが見事に浮き彫りされつつ、調和しており楽しめます。 マルグリュー・ミラーも好演。

ブラジルのバイーア出身シンガー 「 ミレーナ 」 の諸作の中で最も人気の高いCBS 盤。 1979年作。MPBアルバム。クアルテート・エン・シーらも参加。

ブラジルが生んだ最高の女性ヴォーカル・カルテットの一つ、カルテット・エン・シーの1960年代のメンバーだった2人、シナーラ・イ・シベーリの1968年のデュオ作品。 ドリ・カイミやルイス・エサ（タンバ・トリオ）のアレンジのもと美しいユニゾン・ハーモニーを聴かせる秀作。 マルコス・ヴァーリ、トム・ジョビン、ノエル・ホーザなどの曲を中心に歌っており、 プロデューサーのエルシオ・ミリートを迎え、シナーラ＆シベーリの優しい歌声が素晴らしいアルバム！

映画音楽やＴＶショーでは屈指のコンポーザーパトリック・ウィリアムス率いる”パトリック・ウィリアムス・ニューヨーク・バンド”と命名されたジャズオーケストラ作品。 スティーヴガッド（ds）、リチャードティー（p,key)、ネーザンイースト(b)、ラルフマクドナルド(per)、マイケルブレッカー(ts)、ランディーブレッカー(tp)など豪華すぎるメンバーを含む総勢25名編成。