鈴木良雄の1981年のN.Y.録音アルバム。 DAVE LIEBMAN、ANDY LAVERNE、NANA VASCONCELOS等が参加。 鈴木良雄が滞米のしめくくりとして吹き込んだアルバム。 今でこそ心のジャワーとしての音楽が市民権を得ているが,すでに当時すでにこういった世界を確立していた彼の時代を先取りする音楽的感性に驚いてしまうアルバムだ。

フランス・ジャズ会を驚かせた鬼才、高木と加古の双頭コンボによる歴史的コンサート作品 パリで活躍中の加古が率いるトリオに日本の重鎮サックス・プレイヤー高木が参加したパリ日本館でのライブ・レコーディング・アルバム。 このライブでパリ・ジャズシーンを震撼させたという伝説を残す。 2人の日本人アーティストが参加していながら、日本臭を感じさせないワールド・スケールのドラマティックな演奏が展開。

加古が5年にわたる海外での活動を経てそれを集大成させた記念すべき帰国凱旋ライブ。 加古〜富樫〜翠川によるトリオ編成が基本となっている名作。それまでとは異なった次元による加古トリオのプレイが展開され、加古にとって日本的な音空間を堪能させてくれる三位一体の妙味。この流れが現在の加古を形成していると言っても過言ではありません！

パーカッショニスト、富樫雅彦とピアニスト、加古隆による1980年録音盤 78年7月、パリで初共演した時の嬉しいショックをしばし胸の奥で温め、満を持して東京でスタジオ録音。 表題曲は富樫が加古のために書いたオリジナル。 加古の方も富樫のことだけを思い、特別なナンバーを寄せた。 張りつめたふたつの気分が高次元でスパーク。

ピアノの魔術師と謳われる菅野邦彦が1976年北海道伊達市ローヤル・ホールで録音したライブ盤。 当時若手No.1と称された人気ベーシスト河上修と、ドラム奏者村上寛が参加した、スピーディーで瑞々しいピアノトリオ作品。

巨匠エロール・ガーナーから、"日本一のピアニスト"と絶賛された菅野の魅力を存分にとらえたホットな作品。 「4月の思い出」や「枯葉」、「チュニジアの夜」などお馴染みのスタンダード・ナンバーを多数収録。 共演は稲葉国光(b)、ジョー・ジョーンズJr.(ds)。

辛島文雄が、井野信義(b)、ジョージ大塚(ds)というメンバーで録音した1980年ピアノ・トリオ作品。 リリカルなタッチで聴かせる「Who Are You」やデビュー作"ピラニア"に収録された名曲をモーダルに再演した"ラブ・アイランド"等渡米する前の脂瑞々しい演奏を繰り広げられた名盤。

強力ドラマー、日野元彦を迎えた第一期黄金トリオのファースト・セッションの模様を録音した82年作品。 ジャズのスタンダードに引けをとらない、辛島のオリジナル曲のクォリティーの高さを確立させた作品。

ラリー・コリエル(4曲に参加)を迎えた、辛島文雄ならではの解釈で全曲スタンダードで編成されたアルバム。 「ラウンド・ミッドナイト」「枯葉」「ワイズ・ワン」「オレオ」他を収録した1983年録音盤。

北村英治や原信夫のグループにも在籍した腕利きピアニスト小川俊彦の初リーダー作品。 「Meet D.B.」、「Blue For Tak」、「Hald The Battle」など作曲の才能も見せつけたトリオ好盤。