ロン･トーマス･トリオによるART OF LIFE 第二弾

ブラジルのピアニストAGE GARCIAの2002年作！柔らかなタッチから生み出される、スローフードならぬスローミュージックは、聴いていて清々しい気持ちと同時にどこか懐かしい気分になる。

JAZZ BAR2008に収録されたものの、すっかり影を潜めてしまった通好みのピアノトリオ・レア盤。2007年初入荷当初、奇を衒うことのないストレートな演奏と説得力ある力強いタッチが受け入れられ、本邦でも静かな話題を呼んだ傑作の限定復刻です。

アレッサンドロ・ジアチェロ率いるT.R.E.の2006年最新トリオ作品。より緊密でダイナミクスに富んだトリオプレイが聴けます。

ヨーロピアン・ジャズ・シーン期待の新星、Ettore Carucciの新作ピアノトリオ作品。ベン・ストリート、アダム・クルーズとの相性も抜群です。

イタリアの若手アルト、ソプラノサックス奏者Raffaele Casarano（1981年生まれ）がトランペットの今や重鎮パオロ・フレスとガップリ四つに組んだクインテット作品。

スウェーデンのピアニスト、ヤコブ・カールゾンのデビュー作品。リリカルで、ロマンティックな表現をメインとした好内容正統ピアノトリオ作品。

Glauco Venierのエリントン・トリビュート集。エリントン名曲が現代のレパートリーとして立派に存在意味をもっていることを示すことを狙っています。

自主レーベルDIMMAからの新作が評判のAgnar Magnussonの2001年作。ビル・スチュアート、ベン・ストリートという最高のリズム陣を起用したこのデビュー作品は、ファンならば是非押さえておきたいところ。

マルコ･デットが誰の流派をくむピアニストであるかなどと考えないで頂きたい。考えるのではなくひたすら楽しむ。これである。(寺島靖国)

ジャック・ケイグリーのSANDという西海岸のマイナーレーベルに録音したピアノトリオ3部作の第一弾。しっとりと落ち着いた雰囲気を楽しめる演奏中心の内容となっています。

ジャック･クイグリー3連発の第3弾は、ベースにバディ･クラーク、ドラムにフランク･キャップを迎えたトリオで、駄洒落のようなタイトルのイメージにぴったりの、アップテンポスウィング中心の演奏です。

Reservoirからのリーダー作でその地位を確立、2002年2月に他界した人気サックス奏者ニック･ブリグノラの初録音として知られる｢超｣レア盤の復刻です。 リーダーのリース･マルケビッチは、ピアノとフルートを扱うユニークな存在。 ピアノを弾けばホレス･シルバーのクインテットを思わせる、ガッツ溢れるハード･バップを展開。

ドイツの俊英ピアニストHans Ludemann率いるエネルギッシュなピアノトリオ作品。インプロビゼーションに賭ける集中力、3者の緊密なインターアクションが、素晴らしいスリルとサスペンス溢れた作品です。

クラシックへの造詣と、ジャズに寄せる深い愛情を巧みにブレンドしながら、独自のジャズを追求するファウスト・フエライウオロ待望の新作。何かが吹っ切れたような爽快なプレイを展開、今後のファウストの活躍に一層の期待がかかります。

ミケーレ･フランチーニが、ダイナミックなピアノ･タッチで魅了する2006年作品。ブライアン･リンチも自己のリーダー作同様に気合の入ったプレイを繰り広げた充実のカルテット作品。

第一級アメリカ人ミュージシャンと、イタリアが誇る精鋭たちのセッション。まるでニーノ･ロータの映画音楽のような物憂げな世界が、じっくりと展開。トム・ハレルは主にバラードでフィーチャーされています。

ピアニスト Emilio Marinelliを中心としたピアノトリオの最新録音盤。クイーンやレニー・クラヴィッツのカバーなど彼らのお気に入りを緩急自在の良質なアレンジでエネルギッシュに聴かせてくれます。

小粋でスインギー、派手さを抑えた控えめなフレージング、味なピッキングと聴いていて非常に気持ちのいい1枚。演奏や作曲の随所随所にコンテンポラリーな発想やスタイルを忍ばせているところもなかなか粋なものを感じさせます。

ギターの鬼才ミケーレ・カルガーロの新作。2本の管楽器をフィーチャーしたピアノレス編成となっており、トランペットには進境目覚しいアレックス・シピアジンが参加。真摯に取り組んでいるミュージシャンたちの快演に浸ることができます。